家事に充てる時間を減れせれば、それだけ自分時間を増やすことができます。
増えた時間は
- 家計を管理するための時間に充てるも良し!
- 収入を増やすためのポイ活や複業に勤しむも良し!
- 家族や友人とのコミュニケーションに使うも良し!
今回は洗濯物をたたむ・収納する時間を減らすことができる「オールハンガー収納」についてご紹介していきます!
家事の時短がかなう「オールハンガー収納」とは
「オールハンガー」収納とは、タンスや引き出しを使わず、全ての衣類を洗濯後に干したハンガーにかけたままクローゼットに収納することです。
洗濯物をハンガーから外し、きれいに畳み、引き出しにしまうという作業がなくなるため、家事にかかる時間を大幅に減らすことができます。
具体的にどのくらいの時間が短縮できるかは、家族の人数により増減があります。
取り込み→たたみ→収納までに実際にかかっている実際の時間を計測していただくのが一番正確ですが、参考までに4人家族の我が家のケースではオールハンガー収納にしたことで毎日15分の家事の時短ができるようになりました。
1日15分家事にかかる時間を短縮できるということは、1週間では119分―約2時間、1年間では103時間―4日と7時間もの時間が生まれることになります。
時間は誰にでも等しく与えられている貴重な資源。時間の使いかた=生き方そのもの。”しなきゃいけないこと”よりも“したいこと”に使っていきたいですね
オールハンガー収納のデメリットと解決策
オールハンガー収納って確かに楽そう!でもデメリットはないの?
メリットがあればデメリットもあるもの。この世の真理である表裏一体のデメリットに対して、当ブログでは
- デメリットは本当にデメリットなのか?
- 本当にデメリットであるのならば、それは自分が妥協できる程度のデメリットなのか?
この2つの観点から着目して解説していきます。
まずはオールハンガー収納におけるデメリットを挙げてみましょう。
これらのデメリットについて、1つずつていねいに考察をしていきます。
服をかけるスペースが必要
オールハンガー収納では衣類をハンガーにかけたまま収納するため、ハンガーをかけるスペースが必要になります。
備え付けのクローゼットがある場合は問題ありませんが、純和風の賃貸住宅に住んでいる場合など、押し入れはあってもクローゼットはないという場合もあるでしょう。
そんな時は便利アイテムに頼りましょう!
押し入れをまるでクローゼットのように使えるハンガーラックもあれば
部屋の一角をまるで備え付けのクローゼットのようにできるハンガーラックもあり
部屋の一部にセレクトショップのように見せる収納となるハンガーラックもあります。
子供服であれば、カラーボックス内に突っ張り棒を使用することでスペースを確保することができます。
大人の衣類でも奥行きが確保できれば、突っ張り棒でオールハンガー収納に必要なスペースを作ることができます。
服の数だけハンガーが必要
すべての服をハンガーに掛けようと思うと、大量のハンガーが必要になります。
参考までに我が家で使用しているハンガーの数を数えてみると、160本ありました。一人約40本使っている計算になります。
夫は仕事では制服を着ている&年中半袖Tシャツを着ているため、衣替えはせずにオールシーズンの服をハンガー収納しています。
途中で買い足す可能性を考慮すると、廃盤になりにくい定番商品を選ぶとよいでしょう。すべて同じハンガーにする必要はありませんが、同じハンガーで揃っていると見た目もスッキリするのでおすすめです。
またハンガー収納で使用するポールに掛けられる服の数は、ポールの長さ ÷ 3cm = ハンガーの本数 を目安に計算することができます。
とはいえ、目安はあくまで目安。
シャツやブラウスなどの薄手の衣服であれば1着2cmもあれば十分にゆとりをもって収納できますし、コートやジャケットであればハンガー暑さ+1cmで5cmほどは欲しいです。
私は38本のハンガー+フォーマルで4本の計42本のハンガーをクローゼットで使っていますが、全体の3/5ほどしか使用していません
服の数を絞らないと全部ハンガーにかけられない
服をかけるスペースがありハンガーを用意しても、畳んだときと比較するとハンガー収納の方がスペースを必要とするため、全部の服がハンガーに掛けられないという場合もあるかもしれません。
すべての服が収まりきらない場合は、半年ごとに衣替えをして”今”着る服のみハンガー収納にすることで、オールハンガー収納を実現することができます。
衣替えをしても用意したスペースに服が収まりきらないという場合は、そもそも持っている服の数が多すぎるかもしれません。
トップス6枚、ボトムス5枚あれば、同じ組み合わせのコーディネートになるのは30日後。羽織を1枚プラスすれば、同じコーディネートになるのは60日後になります。
服はたくさんあるのに着る服がない
こんなお悩みを抱えている場合は、本当に着たい服だけに断捨離するのがおすすめです。
平干し推奨の服はハンガー収納にはできない
セーターやカーディガンなどのニットでできたデリケートな服は、型崩れ防止のために平干しを推奨しているものがあります。洗濯のときに平干しを推奨しているくらいですから、収納時にもハンガーは使わない方が賢明と言えるでしょう。
しかしそれは裏返せば型崩れが防げるのであれば、ハンガー収納はできるということになります。
今あるハンガーでも型崩れしない吊るし方のテクニックを利用したり
肩にあたる部分が丸みの形で作られているハンガーを利用することで解決できます。
ハンガーの回収が必要
オールハンガー収納にすると、着るために服を外したハンガーを回収しなければ洗濯をした服を干すことができません。
服を外したハンガーはクローゼット内に置き忘れられることもあり、クローゼットは各部屋にあるため回収→干すとなると家事の手間が増えてしまいます。特にクローゼットの中の数あるハンガーの中から、服のかかっていない数本のハンガーを探すのはかなりめんどくさい作業です。
ベストは服を外した時に、外した人があいたハンガーをハンガー置き場に持ってきてくれること。
とはいえ、自室で着替えた後にわざわざ離れた場所にある洗濯機横のハンガー置き場にハンガーを持っていくのはめんどくさい&急いでいるときは(ワザと?)うっかり忘れることもあったので、各部屋の出入り口に設置した突っ張り棒にかけておけばOKとルール化しました。
デメリットを解消できてもオールハンガー収納が向かない人
オールハンガー収納によるデメリットは、そもそも本当にデメリットなのかを確認し、本当にデメリットだとわかったものについては解決の手段をご紹介させていただきました。
オールハンガー収納、ますます気になったわ!
そんなあなたには改めてオールハンガー収納をおすすめしたいところですが、やはり大量のハンガー購入が必要という初期投資が必要だからこそ、失敗して欲しくない。そんな思いから、そもそもオールハンガー収納が向かない人がいないかという視点をもってみます。
失敗したくない人は当てはまるチェック項目がないか確認してみてくださいね!
オールハンガー収納のメリット
オールハンガー収納、ますます私に合ってるかも!
オールハンガー収納について知れば知るほど惹かれる!そんなあなたに、改めてオールハンガー収納によるメリットを紹介させていただきます。
1つずつ詳しくみていきましょう。
洗濯物をたたまなくてよくなった→家事の時短になった!
オールハンガー収納にすることで生まれるメリット1つ目は、洗濯物をたたまなくてよくなることによって生まれる家事時間の短縮です。
オールハンガー収納のメリットとして最もイメージがしやすいものでしょう。
服にシワがつかない→アイロンをかける時間も不要になった!
服をたたまずにハンガーに掛けたまま収納することで、変なところに折りシワがつくことがなくなります。私服であればシワのつきにくい服を選んで購入すればいいですが、制服のワイシャツなどはそうもいかない!と、毎日アイロンをかけているという方も多いのではないでしょうか。
スーツで着るワイシャツや学校のブラウスなどは、洗濯の際に脱水を短め(1分程度)にすると、ハンガーに掛けたあと服に含まれた水の重みで服のシワを伸ばすことができます。
全てアイロン不要の形状記憶にするのもポイントの1つです
我が家でアイロンが活躍するのは自分が手芸をやるときくらいなので(笑)実際にどれくらいの時間が節約できているのか計ったことはありませんが、ネットでアイロンがけの時短のコツを紹介している記事で1枚のワイシャツにかかった時間は1分44秒。普通にかければ2分はかかるでしょう。
毎日スーツの夫と子供2人がいる家庭では、週に5日×3枚で計30分はアイロンがけに時間を消費している計算になります。
購入コストは多少割高になっても、楽になる・時短になるなら買いと判断するのが私流メリハリ家計術です
ハンガーに掛けたままかけられるアイロンなども出ていますが、洗濯物を干して乾かす過程でそもそもアイロンに掛ける必要のないほどしわがないなら問題ないですよね。
床に服が散乱しなくなった→ストレスがなくなった!
あなたの家庭では、取り込んだ服をタンスにしまう過程は誰がやっていますか?
我が家では「自分のことは自分でやる」ことを基本としているため、子どもや夫の洗濯物を干して畳むまでは私や夫がやり、畳まれた衣類をタンスにしまうのは各自としていました。
が、しまえよアピールのためにわざと邪魔な自室の入り口に置いても、しまわれずに床に放置されたまま。挙句の果てには足にひっかかり蹴飛ばされた服は無残にも床に散乱→放置。タンスの中は空っぽのまま、変なところにしわがついてしまった服を着るときに慌ててアイロンをかけることもしばしばありました。
- しまうように何度言ってもしまわれないストレス
- せっかくきれいに畳んだ服が床に散乱しているストレス
- 慌ててアイロンをかけるストレス
ストレスだらけのタンス収納でしたが、オールハンガー収納にすることでこれらのストレスから解放されました!
今は部屋の入り口にした突っ張り棒に、洗濯の終わったハンガーをかけるだけ。出入りに邪魔&クローゼットのパイプにかけるだけのため、自分で毎日やってくれるようになりました
服の整理がしやすくなった→衣服費の節約になった!
服がたたまれていると、どんな服だったか確認をするためには1度広げて確かめなければなりません。自分の着たいと思った服が一発で当てられれば問題ありませんが、色味の似た柄の違う服があると間違ってしまうこともあります。
着たいと思った服ではない服を広げてしまった場合、また畳みなおしてタンスにしまい直すという作業が発生します。
現実にはめんどくさいし急いでるしで畳むのは雑になる…のはマシで、帰ってきたら畳もうと思ってそのまま放置なんてこともしばしばありました。
オールハンガー収納にすると、持っている服の把握がかんたんになります。似たような服の多さに気付くことはもちろん、クローゼットにかける順番をルール化すると着る頻度もわかるようになります。
私は種類ごとに右端に掛けて、左端から着ていくようにしています。ルール化することで
- 何を着ていこうと悩む時間も短縮
- 服の着る頻度が一定なので服へのダメージも同等に
着る頻度が高い服=自分が着やすい服。どんな服を着やすいと感じるのか、どんな服がコーディネートしやすいのかが把握しやすくなるため、衣服に掛けるお金を減らすことができました。
オールハンガー収納に使用するハンガーの選択基準とおすすめハンガー
ハンガーは様々な材質でできています。かたちもオーソドックスな形はあるものの、掛けやすさや乾きやすさを追究したオリジナルの機能を備えているハンガーもあります。
使用するハンガーはすべて統一されている方がスッキリとしたクローゼットを作ることができます。コストや使い勝手の面から全てを統一できなくても、アイテムごとに同じ種類を使うだけでもグッと洗練されたクローゼットになりますよ。
薄手のTシャツやカットソー、ワイシャツなどには安価なプラスチック製の薄型のハンガーで十分。首元が伸びにくいスリットがついているハンガーなら、下から通さなくていいので干す時間も短縮することができます。
厚手の衣類、デリケートなニット服には、肩の部分がくるっと回せて風通しがよくなり乾きやすい&型崩れしにくいこちらのハンガーがおすすめです。
全部コレにしたいくらいおすすめなんだけど、まとめ買いしても1本236.25円と割高なのよね…
東京都の最低賃金は時給1,072円。
全てのハンガーを最も割高なカラッとハンガーにした場合にかかる28,350円は、約3ヶ月半で回収できる計算になるわ。もちろんハンガーはもっと長く使えますよ
オールハンガー収納による時短で生まれた時間、何に使う?おすすめ3選
1日24時間は等しく誰もに与えられるものですが、時間が足りないと困る人がいる一方で、時間だけ増えてもやることがない・お金を使ってしまうだけだから困る!という方もいらっしゃるでしょう。
1日15分、1週間では119分―約2時間。
生まれた時間をどんなことに使えばいいのか、おすすめの過ごし方を3つご紹介します。
増えた時間のおすすめの使いかた①家計管理
「ライフプランニング」という言葉を聞いたことはありますか?
毎日・毎週・毎月などの短期間での収支の把握も大事ですが、もっと長い「人生」というスパンでの収支を把握すると、お金に対する漠然とした不安がなくなり、目的意識をもって貯めるときは貯めつつ、使うところは使うメリハリを利かせた家計管理をすることができます。
難しいのは苦手なんです…
最短3分でできるオリジナルのテンプレートを配布しています!
増えた時間のおすすめの使いかた②ポイ活や副業
副業というとハードルがグッと上がり難しく感じられるかもしれませんので、まずはポイ活から始めてみましょう。
専業主婦で夫へのプレゼント代を夫の稼ぎから払うことに何となくモヤモヤを感じている方はもちろん、現在働いている方でもパートや正社員といった働き方以外にも収入を得る手段を知ると「働いて稼ぐ」ことへの意識が変わります。
意識が変わるって…具体的にはどう変わるの?
私の場合は「義務感」で仕方なく働くっていうより、「好きだし楽しい、やりがいがあるから働く」って前向きに考えられるようになりました
今手にしているスマホで数タップするだけで稼げるアンケートは、何か購入したりクレジットカードを契約する必要がないポイ活です。1問数円~数十円程度のアンケートが多いですが、チリツモで気付けばお小遣いが貯まっています。
日々の家事のご褒美にコンビニスイーツを買ったり、更に家事を楽にするためのアイテムを購入してもいいですね!
アンケートサイトは複数登録をすると「答えられるアンケートがなくてポイントが貯められない」という事態が防げます。
これら条件をを全て満たしていて、私も実際に登録して稼いでいるアンケートサイトを2つご紹介します。
増えた時間のおすすめの使いかた③家族や友人とのコミュニケーション
お金は生きていくうえで必要なものです。お金があれば、人生の99%の悩みは解決できるといっても過言ではありません。
しかし、お金があれば人は幸せになれるのか?と問えば、「No」と答える人がほとんどでしょう。
お金では買えないものの一つが、人との結びつきです。
家族や友人と良好な関係を築けていることが、人が幸せを感じるためには欠かせない要素の一つです。
記念日の豪華なディナーや年に1度の家族旅行もいいですが、人と人をつなぐ信頼関係は日々の積み重ねですよね。オールハンガー収納にして生まれた時間は「家族や友人とのコミュニケーションに使う時間」に使うと、今よりもさらに人生の幸福度が上がること間違いなし!
「やらなければいけないこと」ではなく、「やりたいこと」「したいこと」に時間を使っていきましょう!
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