本は読んだ方がいいと聞くけど、読まない方がいいとも聞く。マンガは駄目でビジネス書ならいいというのも、日本の誇る文化という考えが浸透しつつあり「マンガでわかる」シリーズも数多く出版されている現代ではしっくりきません。
結局どっちなの?
私の結論は気になるなら読んだ方がいいです
本を読む習慣のない人にとって「本は読まない方がいい」という言葉は読まない言い訳に。本を読む習慣のある人にとって「本は読んだ方がいい」という言葉は免罪符になりがちです。
なぜこんな両極端の意見があるのかといえば、本を読むことにはメリットもデメリットもあるからです。
私は本を読む習慣のある人ですが、本の世界にどっぷり浸かりすぎて読まない方がいいと感じる瞬間があるのも事実。そこでマイルールを定めることにしました。
どうしてこんなルールを決めるようと思ったのか。
本が読む習慣のある人にとっては、本を読むことによるデメリットを知るきっかけに。本は読まない方がいいと思っている人にとっては、知らないと損する読書のメリットもお伝えしていきますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。
本は読まない方がいいと思った瞬間
本を読むことがひとつの趣味となっている私ですが、本は読まない方がいいと感じるときもあるのも事実。
好きはひとつの才能。そう考える私でさえ、なぜやめた方がいいと感じるのか?
それは、本を読むことによるデメリット出てしまった結果です。
本好きの方、自分に当てはまることがないかチェックしてみてくださいね!
- 行動できない自分に気付いたとき
- 生活に支障が出たとき
- 時間がないとき
- 自分の価値観が固定化されていると感じたとき
- 自分の頭で考えることを面倒くさいと感じるようになったとき
ひとつずつ詳しく解説していきましょう。
行動できない自分に気付いたとき
新しい知識を習得したいと思ったとき、体系立てて学ぶことのできる本は非常に有効な手段です。
しかし学んだ結果「自分にはこんなことはできない」と思い、せっかくやろうと思った気持ちを削がれてしまうことがあります。
知識には広さも深さも限界がありません。
何も行動できないまま、結局何も変わっていない自分。ノウハウコレクターになってしまっていた自分に気付いたとき、本は読まない方がいいかもしれないと思いました。
生活に支障が出たとき
明日も仕事だから早く寝ないといけないのに、なかなか寝付けない。
夜眠れないときには本を読むといい
聞きかじった情報を鵜呑みにし本を読んだ結果、そのまま朝を迎えてしまったことが幾度となくあります。そして眠気を抱えて仕事に挑んだ結果、作業効率が悪くなり思っていた以上に仕事が進まない事態に。
残業したところでパフォーマンスが落ちたままでは時間の無駄になるだけ。やらなければならないことは最小限の時間・労力で終わらせることができるようにするためには、本は読まない方がいいがいいと感じることがあります。
残業をしないのは私のモットーです
時間がないとき
速読のしかたという本があるくらい、本を読むのには時間がかかります。
個人差はもちろん、同じ人でも本のジャンルや難易度などによっても読む速度は変わります。
一般的には1分間に読むことのできる文字数は400~600文字といわれ、小説であれば1冊3~5時間。コマの少ない漫画でも、巻数が多くなればなっただけ時間はかかります。
ビジネス書も1冊ならば1~2時間で読むことができるのがほとんどですが、知識を深めるために同ジャンルの本を読めばそれだけかかる時間も増えていきます。
本で学んだ知識を行動に落とし込むためには、行動をするための時間の確保が必要です。
仕事や家事などの生活に支障があるほどではない。それでも、学んだ知識を活かす行動を起こすために。色々なことに興味が尽きずやりたいことが多すぎるときに、読むのに時間がかかる本を読むのはやめた方がいいと感じました。
自分の価値観が固定化されていると感じたとき
新しい本を読もうとしたとき、選び方のひとつに同一著者の本を読む「作家買い」というものがあります。面白かった、ためになったからこそ同じ著者の本が読みたいと思うわけですが、本には作者の価値観が詰まっています。
はじめは「そんな考えもあるのか」という発見だったものも、次第に「そうだ」と納得に変わっていきます。そんなことを幾度となく繰り返していると、次第に「この著者がいうのだから間違いない」と盲目的になり、より傾倒していく。
作者というたった一人の偏った価値観で固定されてしまうと、自分とは異なる価値観を受け入れがたくなってしまいます。変化なくして成長なし。
右肩上がりの人生が理想な自分には合致しないと気付き、本を読むのはやめようと思いました。
本よりも適した媒体があるとき
本は文字という限られた情報しかないため、内容を理解しようと思うと脳で想像して補完する必要があります。
想像の世界は自由なので、際限なく妄想を膨らませることが楽しい物語には最適。
しかし、食べたことのない食べ物の味は想像できないように。まったく知らない場所には行くことができないように。知らないことは想像することができないのです。
- 未知の情報に触れるとき
- 手っ取り早く理解したいとき
図解や写真、動画の方が、視覚的な情報も加わりわかりやすいときもあります。時と場合によって、本当に本を読むことが最適解なのか考える必要があると感じました。
自分の頭で考えることを面倒くさいと感じるようになったとき
本をはじめネットや動画で手軽に情報が手に入る時代になった現代。どんな悩みにもどこかしらに何かしらの答えがあるため、悩んでいることすら人に知られたくない場合も助かります。
しかし生きている限り悩みは尽きないもの。すべての悩みがかんたんに解決すれば楽ですが、中にはどれだけ調べても調べつくしても解決しない悩みもあります。
自分の人生を歩むことができるのは自分だけ。最終的に決断するのは自分しかいないにも関わらず、いつも簡単に答えが得られていたから、まだ見つけられていないだけなのではないかと答えを探し続けてしまう。
自分の頭で考える癖がついていないから、考えることを面倒くさく感じて、しまいには投げ出したくなる。
決断する力を鍛えるためにも、本は読まない方がいいときもあるのではないかと思いました。
本は読まない方がいいと思っている人が知らない読書のメリット5選
本好きですら本を読まない方がいいと思うなら、本なんて読む必要ないよね!
本を読まないと読書で得られるメリットも受け取れませんよ!!
知識を深めることができる
知識を深めたいと思ったとき、手軽にできる方法が「人に聞く」ことです。しかし聞いた人が、あなたの知りたいと思っていることについて知っているとは限りません。
知っている人に聞けばいいよね
知っている=説明がうまいとは限りません
同じことを言っているはずなのに、わかりやすい人とわかりにくい人がいますよね。
人に伝える力というのは一つの能力。できるからと言って、人への説明も上手とは限らないのです。
自分が何をどれだけ理解をしているのか。どこの理解が足りないのか。それを理解することができるのは自分だけです。
自分にとって必要な知識・欲しいと思う知識に最短距離でアクセスできるのが、本のメリットです。
知識の習得ができる
ネットでは興味のないコンテンツにアクセスするのは難しいです。
自分の興味のある人を自らフォローしていくSNSはもちろん、検索エンジンを利用したインターネットでも閲覧履歴やブックマークに基づき、あなたがクリックしたくなる情報が上位表示されるようになっているからです。
しかし本屋に行けば、自分の欲しい本の売り場に行くまでに自然と他の本が目に入ります。きれいな風景やかわいいイラストの表紙に、思わず目を引くタイトル。
これまで全く興味のなかった分野の本でも、なぜか興味をひかれるものと出会うことができるのです。それは新しい知識の習得への第一歩。
自分の世界が広がるきっかけとなることでしょう。
達成感が得られる
再生ボタンを押せば勝手に再生される動画とは異なり、本は1ページ1ページ自分の意思でページをめくっていく必要があります。一方で本を読むのをやめるためには、パタンと閉じればいいだけ。とても簡単です。
つまり1冊の本を読み切るためには、この本から学ぶんだ!という強い気持ちだったり、ワクワクした気持ちがなければできないのです。
本を読むのは苦手だという意識があればなおのこと。
苦手なこと・難しいと感じることにチャレンジできた。読み切ることができたという達成感は、本でしか得られないメリットです。
語彙が増える
語彙が増えると、自分の考えや思いを的確に表現することができるようになります。自分の感情を認識することはもちろん、相手に伝えやすくなるなるのです。
一方で語彙が少ないと「やばい」や「すごい」など子供のような言葉でしか自分の感情をあらわすことができないため、相手に頭が悪い印象を与えてしまうのです。
本はあなたに伝わるよう言葉を尽くして表現しています。本を読み多くの言葉に触れることで、語彙を増やすことができるのです。
想像力が鍛えられる
現実では想像することしかできない他人の感情が、本の世界ではこと細かに書かれています。
日常では見落としてしまいがちな一瞬の表情やしぐさに、どんな思いが隠されているのか。本で学ぶことで、現実世界で関わる他人の感情にも目を向けることができるようになります。
最初はサラッと読み流したできごとが後々ターニングポイントとなっていくこともあり、慌てて読み直したりすることもあります。自分にとっては大したことはないと思ったことでも、他人にとっては人生を変えることにもなりえることを教えてくれる。
そんな想像力を鍛えてくれるのが本なのです。
心が潤う
現実世界を生きている以上、何かしらの制約を受けて生きています。
本当は仕事をしたくないのにお金がないと生活ができないから仕方なく働く…なんて状況でなくたって、重力に逆らって自由に空を飛びまわることはできませんし、一瞬で思い描く理想の姿になることもできません。
しかし、そんな現実にはありえないことも自由に表現できるのが本の世界です。
何の制約もない自由な想像で、心ゆくまで本の世界に入り込み疑似体験をする。日常世界とはかけ離れた世界で過ごす時間は、心に潤いを与えてくれることでしょう。
本とうまく付き合うために決めたマイルール
たくさんの本が読みたい。けれど、本を読む以外のこともしたい。
そんな欲ばりをかなえるために、本とうまく付き合うためのマイルールを決めました。
読む本は厳選する
書店や図書館に行けばわかるとおり、この世の中に本はたくさんあります。さらに毎年72000冊もの本が発売され、この世の中の本は増え続けているのです。
そんな本をすべて読むことは不可能。時間がいくらあっても足りません。
限られた時間のなかで自分にとっての良書と触れ合うため、読む本を厳選することにしました。
- ビジネス書は動画や漫画で概略をつかむ。より深く学びたいと思ったものだけ読む
- 深く学びたいジャンルは、そのジャンルに精通している人がおすすめしている本を選ぶ
- マンガは気になったタイトルはとりあえず読み。続きが気にならないものは追いかけない
読む本を厳選することで、当たり本に当たる確率が高くなりました!
ビジネス書は動画や漫画で概略をつかむ。より深く学びたいと思ったものだけ読む
ビジネス書の多くは1人の人の成功経験を基に書かれています。
その成功方法が自分に合っているのか、合っていないのか。あるいは時代的な背景によるものなのか、はたまた法則的なものがあるのか。
ビジネス書を読む目的は、知識やスキルの習得です。
目的を達成するためには、自分の行動に落とし込めなければ意味がありません。しかし行動を起こすというのはとてもハードルが高く、行動し続けるのは更に難しいものです。
どんな行動を自分に落とし込むべきなのか。より自分が納得して行動するためには、一人の著者の主張よりもより多くの人が共通して主張する行動の方が取り入れやすいと結論に至りました。
オーディオブックやYouTubeの本要約チャンネルなら他のことをしながらでも学ぶことができるので、本を読む時間を確保することなく知識やスキルの習得が可能になります。
名著と呼ばれる本は理解に時間がかかるので、サラッと読みやすい漫画で概略をつかんでから読むととっつきにくさが消えて読みやすくなることがわかりました。
新たな知識を学びたいとき、名著と呼ばれる本は動画や漫画でざっくりと概略をつかむことで、時間をかけて読み込みたい本を厳選する。限られた時間でより実りある本を読むことができるようルールを定めることにしました。
深く学びたいジャンルは、そのジャンルに精通している人がおすすめしている本を選ぶ
この分野について学びたいと思ったジャンルについて学ぶのにも、本はうってつけです。しかし1つのジャンルの本という制限をかけたところで、本屋の棚1つ以上あることも多く、読みつくすのにも時間がかかります。
そして片っ端から読んだところで、新たな知識は得られず既知の知識の復習にしかならないということも少なくありませんでした。つまり特定のジャンルについてより深く学びたいと思った時点で、既にそのジャンルに対しての知識はある程度備わっていたのです。
広く一般的におすすめされる本は、そのジャンルについて詳しくない人の意見も多く反映されているため、得られる価値が期待値よりも低くなりがちです。
ブログで稼ぎたいのであれば、実際にブログで稼いでいる人がおすすめする本を。生きづらさに悩んでいるのであれば、生きづらさを克服した人がおすすめする本を読むことで、より実りある本と出会えるになる確率を上げられます。
マンガは気になったタイトルはとりあえず読み。続きが気にならないものは追いかけない
マンガは安価で退屈な時間を手軽につぶしてくれるアイテムでもあるため、楽しくないと思うのに惰性で買って読み続けてしまうことがあるのは難点です。楽しい時間を得たくて買うのに楽しいと感じられないのでは、お金も時間も無駄にしてしまうこととなってしまいます。
とはいえ、気になったのに読まないというのは読みたいと感じた自分の心に蓋をする行為。自分の感情に鈍感になり、ひいては毎日の楽しみもわからなくなってうつ病に…という事態をも招きかねません。
うつ病になった理由を考えたとき、どんな小さなことでも感情を押し殺す癖がついてしまっていたのも原因のひとつだったと感じました
気になるのは何か自分の心に刺さるものがあったから。わかっているようで実は一番見えていないかもしれない自分の気持ちを理解・把握するヒントが転がっているかもしれません。
それならば、気になったタイトルはとりあえず読んでみる。いつでもやめられるのが本のメリットなのだから、続きが気にならないのであれば読むのをやめる。そんな付き合い方でもいいのではないかと思えるようになりました。
最後まで読まないとこれまで読んだ時間が無駄にならない?
最後まで読んでもムダだったと思う本はいくらでもありますよ
知識を深めたい本は紙媒体で寝る前に読む
自分にとってのやりたいことを100%やるために朝活を取り入れています。なぜ朝がいいのか?やりたいことの見つけ方や朝活の取り入れ方については別の記事に譲ることにして
体調を整え生活リズムを崩さないためにも、夜はしっかり眠りたいものです。
良質な睡眠を得るためにブルーライトがよくないことはご存じの方も多く、電子書籍で読む場合には専用の端末やブルーライトカット機能を使う方も多いでしょう。
しかし私はしっかりブルーライトをカットしていても、なぜかなかなか寝付くことができませんでした。
目に負担はないはずなのに何でなの?
それは私たちの脳は思っている以上に単純だからです
スマホやタブレットのブルーライトカット機能を始め、キンドルペーパーホワイトなど目の負担を軽減するためのアイテムはたくさんあります。大きさや重さの違いこそあれど、そのすべてに共通しているのはディスプレイがあること。
私たちの脳は思っている以上に単純で、ディスプレイがある≒スマホ≒楽しいと解釈し、脳が興奮して眠れなくなることがあるという視点があるようです。
実際に【睡眠こそ最強の解決策である】という本を紙媒体と電子書籍と両方で読み進めてみたところ、「この本が小難しくて面白いと感じられず眠くなればそれでOK」的なことが書かれていて爆笑しても紙媒体の場合は本を閉じてスッと眠ることができた一方、序章で書かれていた通り小難しく普段ならいったん本を閉じてしまうような内容になったところでも電子書籍の場合は読み進めてしまう自分がいました。
目の疲労や脳の興奮は本の内容だけに左右されるものではないと実感したため、寝る前は紙媒体で読むことにしました。
先が気になる小説や漫画は休日に読む
紙媒体であれば夜眠る前に読むことに問題がないのかと言えば、そんなことはありません。読み始めた本が面白くて気付いたら朝だった…なんてことは、1度や2度ではありません。
正直両手足の指の数じゃ足りないわよね
時間も忘れて本の世界に没頭できれば、本を読みたいという欲求を満たすことはできます。没頭するほど本を読めるのですから、本を読みたいという感情は確かに自分のやりたいことに間違いありません。
しかし、本を読むことだけが自分のやりたいことではありません。
家族と過ごす時間は大事にしたいし、仕事をする時間も大切。ブログを書くのだって楽しいし、最低限の家事くらいはこなさなきゃいけない。本だってマンガも読みたいし、知識を深めるための専門書だって読みたい。
コレをやらなきゃいけなかったのに…アレもやりたかったのに…と本を読んだ時間を後悔しないためには、うまくバランスを取っていかなければなりません。
マンガや小説は知識を深めるビジネス書や専門書に比べ、眠れなくなるほど先が気になる可能性が高いものです。心を潤すことが目的の小説や漫画は、一週間頑張った自分へのご褒美。心ゆくまで楽しめるよう、休日に読むことにしました。
本代に上限を設定する
1冊数百円の本もあれば、数万円もする本もあるのが本の世界。金額だけに目を向ければ高い・安いは明らかですが、時に支払った金額以上の価値を得ることができるのも本の魅力のひとつ。
その魅力を知ってしまうと、ますます本の世界にのめり込みお金をつぎ込んでしまいます。
しかし思い出してください。本は既にこの世にたくさんあり、更に毎年72000冊もの本が発売されている事実を。この世の本をすべて読むことはできないという事実を。
あらゆる分野のあらゆる本が教えてくれる世界に興味が尽きることのない一方、時間とお金には限りがある。この事実を正面から受け止めなければなりません。
読む時間に制限をかけたのですから、お金にも同様の制限をかけていきます。
とはいえ、お金を理由にやりたいことをあきらめないのは私の信条。そのためにどうしているのかはこの先で説明しているので、もう少しお付き合いくださいね
本を手放す基準を設ける
電子書籍で本を読む場合には、必要なのは端末だけ。むしろ普段から使っているスマホであれば、新たに物を増やす必要さえありません。
しかし1ページ1ページめくる楽しさを味わいながら読む紙の本は、物理的なスペースを使います。1冊であれば机の上にポンと置いてあっても気になりませんが、数十冊、数百冊と増えていけばそれなりのスペースが必要になります。
本好きの私に合わせて、我が家では家を建てる時に作り付けの本棚をクローゼットと同じ広さだけ作りました。しかし年月を追うごとにそれだけでは足りず、さらに本棚を買って本を置くスペースを作ってしまう始末。
また読みたいと思うからこそ手元に置いていたのですが、だんだんとまだ読まないの?と本に言われている気がして、また読めなかった…と自己嫌悪を感じるようになってしまった自分に気付きました。
ものがあればそれだけ管理する手間も増えますし、物理的な圧迫感も感じます。
自分が心地よいと感じられる本の量を維持するためにも、本を手放す基準を設けることにしました。
現実世界の人とも関わる
本を読むと「こんなこと言われたら嫌だろうな」とか「こんなことされて嬉しい人がいるのか」など、いろいろな感情を知ることができます。それは現実世界で自分が生きていくうえでのヒントにはなりますが、目の前にいる相手が本の登場人物と同じ気持ちになるとは限りません。
想像はあくまで想像。相手の気持ちは相手に聞かなければわからないのです。
目の前にいる相手の感情と向き合わないことは、相手の本当の気持ちは要らないと言っている行為にほかならない。相手のことを思っているようで、結局自分のことしか考えていない。
そんな自分に気付いたとき、そんな自分は嫌だと思いました。目の前の相手ときちんと向き合う。向き合いたいと思ったので、本の世界だけ逃げずに現実世界の人とも関わろうと思いました。
本は読まない方がいい?【結論】読みたいと感じた気持ちに価値がある
マンガであれビジネス書であれ、分厚い専門書であれ、ムック本であれ。自分にとって必要なことだからこそ、本は読みたいと思うのだと思います。
でも本って高いよね…
高いと感じるのは値段以上の価値が感じられなかったから。でも読んでみなければその本の価値はわからないままです
本の価格はあくまで値段でしかありません。
1冊数万円の本でも値段以上の価値が感じられれば安いと思いますし、数百円の本でも自分にとって価値が感じられなければ高いと思うのです。そして本の価値は、あくまで自分の価値観に基づいた自分にとっての価値。たとえ家族であっても、他人の物差しで測れるものではないのです。
その本を安いと感じるか・高いと感じるかは、買って読んでみないことにはわからないのです。
「子どもがやりたいと思ったことをお金を理由にあきらめさせない」
子どもの教育資金のため1500万円超のお金を貯めた理由ですが、
本とうまく付き合うために本代上限を設定しましたが、「やりたいと思ったことをお金を理由にあきらめたくない」のは、自分自身にも当てはまります。
我慢ばっかりじゃ働くことも楽しくなくなっちゃうよね~
読みたいと思った本を読みたいだけ読めるよう、本を安く買う方法を調べつくしたり、自由に使えるお金を増やすべく行動しています。
本を安く買う方法については別記事にまとめてありますので、よかったら参考にしてみてくださいね
自由に使えるお金を増やすためにしている行動はこのブログを含め多々ありますが、誰にでもできる簡単な方法としておすすめしているのはポイ活です。
本を買う時に貯めるのはもちろん、今日の運勢を見るだけ・歩くだけ・ゲームで遊ぶだけなど毎日こつこつ貯めるポイントサイトでも本の購入資金を稼いでいます。
ポイントサイトっていっぱいあってどれに登録したらいいか迷うよね
複数のポイントサイトに登録している私のイチオシはポイントタウンです
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本は読まない方がいいと思うこともある一方で、やっぱり本には魅力がたくさんあるとも実感している今日この頃。読みたいと感じた気持ちを大切に、マイルールをひとつの基準としてこれからもうまく本と付き合っていこうと思います。
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