漢字検定――略して『漢検』
先日行われた平成30年度第2回目の漢字検定の合格発表があり、中3で受験生のむぅさん、無事一発合格しましたヽ(*´∀`)ノ
受験を考えている方の参考になればと思い、今回は記事にしたいと思います。
受験のきっかけは〝試験慣れ〟をさせたかったから
現在中学3年生の息子むぅさんですが、イマドキの子にしては珍しく塾に通っていません。
200人以上いる同じ学年でも塾に通っていない子なんて数人しかいないのにね。
私自身が塾というものに通ったことがないので知らなかったのですが、塾って毎週のようにテストがあるんですね(;゚Д゚)! 部活に入ってママ友ができてから知りました!
もちろん学年や塾にもよるのだろうけれど、コレは家と学校以外の場所で勉強をする機会がないむぅさんと大きな差です。
私は家で勉強する習慣がついているなら、塾に通う必要はないと考えていたのですが、普段と違う環境で実力を出し切る力。
これを付けさせたくて漢検を受けさせるようにしました。
なぜ漢検を選んだのか?
個人で受験できる試験はたくさんあります。
中学生を対象にしたものだけでも多種多様。一例を上げてみると
- 漢検
- 毛筆書写検定
- 皇室書写検定
- 日本語文章能力検定
- 数学検定
- 珠算能力検定
- 電卓検定
- 数学脳録検定試験(TOMAC)
- 計算力・思考力検定試験
- パソコン検定
- イータイピング・マスター
- 手話技能検定
などなど。本当にたくさんΣ(´∀`;)
そんなたくさんある試験の中で漢検を選んだのは、ズバリ学校の学習と直結するから。
前述したように、私は家で勉強する習慣がついているなら塾に通う必要はないと考えています。
そう。家で勉強する習慣がついているなら。
むぅさんは小学校3年生までは放課後児童クラブに通っていたので、学校が終わってから家に帰ってくるまでの間に勉強する習慣がありました。
が、自分ひとりでやらなきゃいけない環境になった途端やらない。
遊びたい放題。
別に遊びが悪いってわけじゃないんです。
むしろ教育方針としては『机にかじりついてないで外に遊びに行け!』です。
遊びの中には勉強では得られないコミュニケーション能力や自己表現能力はもちろん、悩んだりつまづいたりすることで解決するために試行錯誤する思考能力。ときにはヒヤッとする体験もすることで、危機管理能力なんかもつくからです。
が、小学校で半年に1~2回行われる漢字の定着度テスト。
これに不合格しました。
いかんせんマズい (´д゚`ll)
今回は学校のテストなので合格するまでやり直しがありました。が、高校受験にやり直しはありません。
緊張感を持ってテストに挑む。
この感覚を養ってほしいと思いました。
勉強したくなる目標の設定
はい!こちらわかりやすいですね。
もらって嬉しくない人はいない!現金です!!(`・∀・´)
「合格したらご褒美に2000円あげる』
THEわかりやすいご褒美(笑)
現金をご褒美とすることは賛否両論あるかと思います。
反対の理由としてよく聞くのは『ご褒美がないと勉強ができない子になる』ですかね。
よく『子どもを褒めるなら結果ではなく過程を褒める』のがいいと言いますよね。テストで100点を取ったことではなく、テストで100点を取れるように努力したこと、頑張ったを褒める。
その理論に当てはめるのならば、『合格したらご褒美あげる』ではなく、『頑張ったからご褒美あげる』が正しいように思えます。
けれど、冷静に考えて『頑張る』って抽象的だと思いませんか?
親の見ているときだけ頑張って、見ていないときは全く勉強なんてしないで遊んでばかり。結果不合格だったとき、『頑張ったご褒美』をあげるのが正解なのでしょうか?
逆に、親がいない時間に自分で時間をやりくりして頑張って勉強をして、親がいる時間は一緒にテレビを見たりトランプをして遊んだりして合格だったとき。『テストのレベルが子供にとっては簡単すぎたんだ』そう思ってしまうことはないでしょうか?
四六時中子どもを見張っていられるならそれでもいいのかもしれませんが、我が家の場合共働きで子どもが一人でいる時間も多いので、そういうわけにはいきません。
その点『合格したらご褒美』はわかりやすい。
合格する=一定の努力が必要と理解すれば、合格したらご褒美はあながち間違いじゃないと私は思っています。
まぁ理想は自ら進んで勉強して欲しいってところですけどね(;´∀`) もしくは勉強しろと言われたら「は~い!」と元気よく返事。まぁうちの子たちはどっちにも当てはまらないんですけど(´Д`;)
大人になるともっと勉強しとけば良かった!って思って、わざわざ自分でお金払ってまで学ぶんですけどねぇ。。。与えられている環境では、その優位性に気づけないのかもしれないです。
ともあれ、勉強が本分の学生なのですから勉強はして欲しい。
今!勉強して欲しいんです。
『学生は勉強するのが仕事』というのなら、『仕事=報酬を得るもの』というのもアリではないでしょうか?
きっかけは何だっていいんです。きっかけを得てやりはじめて、そこから頑張れればそれは本人の力になるのだから。
漢検の受験級の目安
受験をするなら子どもの学力レベルにフィットした級を受験させたいですよね。
漢検の学力レベルは学校の学年ごとになっているのでとっても分かりやすいです。ぜひ参考になさってください。
1級:大学・一般程度(約6000字)
準1級:大学・一般程度(約3000字)
2級:高校卒業・大学・一般程度(2136字)
準2級:高校在学程度(1940字)
3級:中学卒業程度(1607字)
4級:中学在学程度(1322字)
5級:小学6年修了程度(1006字)
6級:小学5年修了程度(825字)
7級:小学4年修了程度(440字)
9級:小学2年修了程度(240字)
10級:小学1年修了程度(80字)
今回受験し合格したのは3級の中学卒業程度ですが、むぅさんは小学5年生修了程度の6級から受験。順当に級を上げてきました。
漢検3級合格は高校受験の内申に書ける
これは夏休み前の三者面談で知ったことなのですが、漢検3級合格は高校受験の時に中学から高校へ提出される内心書に書けるそうです。
つまり受験で有利になるということですね。
そういえば私の通っていた高校では、高校卒業程度のレベルの2級に合格すると2単位貰えました。
高校受験の合否基準は
- 試験当日のテスト・面談の結果
- 内申書
この二つから判断がされます。
どちらがより重視されるかは地域性があり、一概には言えません。が、静岡県内の高校受験は
当日のテストの成績 < 内申書 で、内申書が重視されます。
なので、内申書が上げられることは一つでも多くやっておくといい。
オススメの勉強法
6級、5級、4級、そして今回の3級と勉強をしてきたわけですが、その都度使った教材は違いました。その中で勉強したむぅさん本人が
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”muu.png” name=”むぅ”]これは良かった![/speech_bubble]
そう言った教材をオススメしますね。
分野別漢検でる順問題集
- 試験によく『でる』順番に問題が掲載されている
- ワンポイント解説で辞書がいらない
効率よく勉強ができるとのことでした。
6級時は別のテキストを使っていたのですが、5級受験時にこちらに変更。以後4級・3級と続けてこちらの教材を使い、無事全てに一発合格しました!
が、実際のところ今回の3級受験時には買ったもののあまりこちらを使わなかったようで。
スマイルゼミのタブレット学習
今回の3級受験時に主に使ったのはスマイルゼミのタブレットでした。
スマイルゼミでは主要5教科の学習に加えて実技系4科目の勉強が出来る上、漢検・計算・英検モードもあるんですね。
通常学習モードの中にある『漢検』を選ぶと単元ごとの確認問題のほか、こんな感じで
漢検にチャレンジできます。
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”muu-grim.png” name=”むぅ”]定期テストも学力調査テストもあるのに漢検の勉強なんてできない![/speech_bubble]
そう言っていたむぅさんは、このモードで数回合格ラインに達するまでやっただけみたいです。それで一発合格!!
親の目線から見ていていい機能だなと思ったのは
- 採点がオートなので時短になる
- 苦手な単元が模擬テストで判明→ピックアップして勉強ができる
- 字が下手すぎると認識してくれない
こんなところでしょうか。
総じて言えるのは、本人も感じたようにとにかく効率的に勉強ができるということですね。
最後の1つ『字が下手すぎると認識してくれない』はおまけですが(笑) むぅさんはすぐに走り書きで読めないような字を書くのでとても有効でした。
スマイルゼミは自宅系教材。小学生のころチャレンジに挫折した経験があったので、始めるまではどうかなぁと思っていたのですが、効率的に勉強ができる+続けたくなる仕掛けがしてあるので続きましたね。
夏期講習を受けようと4ヶ所ほど個別塾や集団塾、公文などを巡ったとき、総じて費用が月2~5万以上かかることがわかったことを思うと、月1万円かからずに9教科+αの勉強ができるのは家計的にもありがたい(*´∀`*)
[speech_bubble type=”pink” subtype=”L1″ icon=”jyun-smile.png” name=”じゅん”]スマイルゼミのイイところ挙げだしたらキリがないかも[/speech_bubble]
でもちょっとパッと思いつく限りを箇条書きで
- 月1万未満で9教科の勉強ができる
- 1講座5分くらいから受けられる
- 即オートで採点=時短・効率的
- 毎日どんな勉強をしたかレポートメールが届く
- 夜遅くまで外にいないので安心。送り迎えが要らない
- 時間が制限されないので毎日家族揃ってご飯が食べられる
- コミュニケーションツールで連絡が取れる
勉強面のみならず、生活面でも助けられていますね(*´∀`)
契約する前は長時間タブレットを見続けるのは目に負担になるんじゃないか?とか、夜遅くまでyoutube見るようになるんじゃないか?とか色々不安でしたが、使用時間は制限ができるし、勉強をしてポイントを貯めないとyoutubeも見れない。
でもやっぱり不安…って場合にも、辞めたいと思えば全額返金保証があるので安心。
中学生だけじゃなくて、小学生を対象の講座もあって。
中学生はシックなタブレットだけど、小学生はベビーピンクとベビーブルーで可愛らしいのよね。
ウチではまこさんがやりたがって、じゃあまずは自習の習慣がついたらね、と約束中。
本当は自習の習慣がつくように、タブレットにタイマーをセットして勉強を促すこともできるんだけどね(^_^;) そんなところもタブレット学習の強みですよね~。
というわけで、まとめ!
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