自分のことが好きですか?
あなたは今、幸せですかですか?
この質問に「はい!」と自信を持って答えられるようになる、自分をもっと好きになる!夢をかなえる手帳術。
2回目の今回は、自分をもっと好きになる!をかなえる、自己肯定感を高める方法についてお話させていただきます。
前回の1回目でご紹介させていただいた必要なものを使っての実践的な説明に入りますので、まだ未読の方はぜひそちらの記事からご覧下さい。
まずはどうしたら自分のことを好きになれるのか?ということを理解し、その後実践的な説明をさせていただきたいと思います。
どうすればいいかだけ知りたいというせっかちな方は、目次から該当項目まで進んでくださいね。
けれど理解して実践するのと、理解しないまま実践するのとでは、結果に大きな差が出ます。習うより慣れろとはいいますが、知ることで初めて意識できることもあります。
この知るということについては今後もとても重要になってくるので、このまま読み進めていただけましたら幸いです。
最初は意味がわからないことや、グサグサ心に刺さる耳の痛い言葉があると思います。思わずブラウザを閉じたくなってしまうかもしれません。そんな時は読み飛ばしてしまってOKです。
けれどその先にはきっと、自分のことを好きになれるあなたがいます。そう信じて読み進めてくださいね。
自分のことを好きになるために必要な自己肯定感とは何か
では早速、自分をもっと好きになるにはどうしたらいいのか? について、説明させていただきますね。
自分を好きだと思うか、あるいは嫌いだと思うかは、自己肯定感が高いか・低いかといも言い換えることができます。
自己肯定感が高い人は自分のことを好きだと思うことができ、反対に自己肯定感の低い人は、自分のことが嫌いな人が多いです。
では、自己肯定感とは何なのか?
ウィキペディアによると
自己肯定感とは、自らの在り方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉
こう定義されています。似た意味を持つ言葉としては、自尊心、自己存在感、自己効力感、自尊感情などが挙げられます。
つまり読んだ字のごとく、自分で自分を認めることをいいます。
それは自分の思い描く理想のとおりの自分も、そうでない自分、理想ではない自分も認めることです。
自分の理想とはかけ離れた自分も認める?
そう疑問に思うのは、あなたが向上心を持っているからです。
理想ではない自分を認めるということは、成長しなくていいということ? 成長できないことのどこがいいことなのか? と疑問に思うからです。
それは決して悪いことではありません。むしろあなたの長所だと私は思います。
しかし、そんな長所があなたが自分のことを好きになる邪魔をしているのです。
もうすこしわかりやすいように、まずは自己肯定感が高い人と低い人に現れる特徴についてお伝えしましょう。
自己肯定感が高い人の特徴
まずは自己肯定感の強い人の特徴です。
- 「疲れた」「シンドい」など、ネガティブな言葉を言わない
- 思ったことを伝えられる
- 人と比べない
- 自分の中にブレない軸がある
- 明確な目標がある
- 失敗を恐れない
- 評価を素直に受け入れる
- ミスを引きずらない
- 柔軟な対応ができる
- 感情のコントロールが上手い
自己肯定感が低い人の特徴
- 自分の発言で責任を負いたくないので、何かを思っても言えない
- 失敗を恐れて挑戦しない
- 周りが言うことに振り回される
- 褒められてもその言葉が信用できず、素直に喜べない
- 他人の評価が気になる
- 「でも」「どうせ」と、ネガティブな言葉を使いがち
- 悩んでも仕方がないこととわかっていても悩んでしまう
- 考えることを放棄し、他人に依存する
- 起きてしまったトラブルの原因は自分だったのではないかと必要以上に自分を責める
あなたはどちらの方が共感できましたか?
かつての私は明らかに後者でした。
用心深い、慎重すぎる人のことを『石橋を叩いて渡る』とたとえることわざがありますが、まさにそれ。いや、それよりも酷かったです。石橋を叩いて叩いて叩いて叩いて…、渡らない。
自分の意見は言いたくないけど、他人の意見が気になる。そのくせ、聞いても「でも」と否定する。そんな自分に対して「あんな言い方なかったよな…」と落ち込み、それをずっと引きずる。
私もまだまだ修業中なので、もうそんな自分は卒業した!とは言い切れない部分があります。
それでもこうして「自分は自己肯定感が低かったんだ。今も自己肯定感をつけたいと努力しているところなんだ」と言えるようになっただけ、自己肯定感がついて成長したのだと思えます。
3年以上やっててもまだダメって…それって本当に効果あるの?
そう思われるかもしれませんね。
けれどそれは仕方がないことなんです。なぜなら今の自己肯定感は、長い年月―今までのあなたの人生すべてをかけて育てられたものだから。
自己肯定感はどのように作られるのか?
今日という日まで育てられた自己肯定感。
そのなかでも特に影響が強いのが、人格形成にあたる幼少期に受けてきた言葉や環境・経験です。
親からたくさん褒められたか
自己肯定感の低い人は、幼少期に親に褒められる経験が少なかった人が多いです。
大人になって自分というものができている今は、親の言葉に疑問を持つこともあるでしょう。時には否定し、意見することもあるかもしれません。
しかしそれは自分の世界が広がったからこそできることなのです。
子供の世界は狭いです。自分と親だけの1対1の関係から、家族、友達と徐々にその世界を広げていきます。これは全ての人に共通する成長の過程です。
つまり幼少期の自分の世界は、ほぼ100%親だけだったのです。自分の世界の大部分を占める親。
誰よりも自分のことを認めて欲しい相手とも言えるでしょう。
そんな親から認めてもらうことができず育ったのなら、自分を認めてあげることができないのも無理ありませんよね。
私自身、幼少期は親から褒められるよりも怒られた記憶が多いです。
妹はテストで50点取れば褒められるのに、私は98点でも「なんでこの1問間違えたの!?」と怒られる。国語で100点をとっても、数学が100点でなければ「なんで数学はできないの」と怒られる。
大人になった今では、きっと私なら100点が取れるはずだと信じてくれていたからこそ出た言葉だったのだろうとも思えますが、当時は98点じゃダメなんだ。全部が完璧にできないと意味がないんだと思い、自分を責めました。
子育てで「(兄弟姉妹を含む)人と比べちゃいけない」とされるのは、この自己肯定感に影響するからなんですね。
逆説的に人と比べられることの少ない一人っ子は、自己肯定感が強い傾向があるといえます。
自分で選ぶことをしてきたか
幼少期に親から褒められる経験をたくさん人でも、自己肯定感の低い場合があります。その原因は、自分で選ぶことをしてきたか、という点にあります。
選ぶこと。決めること。これには非常に強いエネルギーが必要になります。
自分がこうしたいという思いが必要ですし、反対されたなら相手を説得しなければなりません。そうして決断したことで自分の望む結果が得られればいいですが、良くない方向に転んでしまった場合には責任を持たなければなりません。
自分で考えないことは楽ですよね。
親がすべてを決め、それに従うだけなら、その決断に対する責任もすべて親が持ってくれます。何か不都合が生じても親のせいにすることができます。
一人っ子は自己肯定感が強い傾向があると前述しましたが、この選択に対する責任を持たずに育ってくることが多いのも一人っ子の特徴です。
成功体験を積んできたか
思春期と呼ばれる学生時代の経験も、自己肯定感に大きな影響を及ぼします。
うまく友人関係をつくることができなかったりすると、自己肯定感が低くなってしまいがちです。
私自身、学生時代はいじめにあっていました。そして、いじめにあう辛さがわかっていたのに、いじめにあっていた友人を助けることもできなかった。結局めんどくさいと友人を作ることを諦め、逃げた過去もまた、自己肯定感を下げる原因を作った苦い経験です。
つまり私は友人関係をうまく作りあげることに失敗したのです。
逆に成功体験を積み上げてきた人は、自己肯定感が高くなります。
部活動を通して仲間と練習に励んで勝利をつかみ取ったり、ライバルと競い合ってレギュラーを勝ち取った経験。友達とぶつかり合って喧嘩をしても、仲直りして互いの理解を深め、仲を深めることができた経験。
そんな成功体験が、自己肯定感を育みます。
自己肯定感を高めるための手帳術~自分を褒める
自己肯定感がどのようにして育てられたかが分かれば、自己肯定感を高めるために必要なものも自ずとわかりますよね。
- 褒められること
- 決断をし、責任を持つこと
- 経験を積むこと
自分をもっと好きになる!夢をかなえる手帳術では、1.褒められることに着目します。
経験を積むことは、今すぐにはできません。なぜなら1つだけあればいいというものではなく、積み上げる必要があるからです。
決断をし、責任を持つことには多大なエネルギーが必要なので、ちょっとハードルが高い。
その点、褒められることは簡単です。
いやいや、簡単じゃないでしょ。大人になったらそう褒められることもないよ
そう思われるかもしれませんが、そんなことありません。
だって、自分のことを365日ずっと見てくれている人がいるじゃないですか。
あなた自身ですよ
そう。自分で自分を褒めることこそ、自己肯定感を高め、自分のことをもっと好きになる一番確実で手っ取り早い手段なのです。
自己肯定感を高めるための手帳術~自分褒めの準備
それでは早速用意した手帳を使って、自分を褒める準備をしましょう。
ここからは、私も使っている『NOLTY エクリA5-1』を使っての説明になります。それ以外の手帳を使われる方は、自分に合った使い方をしてみてくださいね。
自分褒めに使うのは、手帳のウィークリーページの右側。罫線になっている方のページです。
A5判であれば1日4行。B5判であれば1日5行ありますね。
1行びっしりと書きたいところですが、そうするとちょっと他に支障をきたすので、まずは仕切り線を線を引きます。
罫線の上下には、縦に仕切る線が引きやすいようにマークがあります。そのマークを利用して、縦に1本線を引いていきます。
線を引くのは右と左を1:2に分けるこの部分。使うのはこすっても消えないボールペンです。
ぐにゃぐにゃ曲っていると見た目も良くないので、定規など硬いものを当ててビシッと線を引きましょう。
全ページまとめて線を引いてしまっても良いですし、めんどくさければ適宜引いていくでもどっちでもOK.
ちなみに私は定規を持ってくるのがめんどくさいので(笑) まとめて全部引いておく派。
準備はこれだけ。
では早速実践に移っていきましょう!
自己肯定感を高めるための手帳術~自分褒めの実践
使うのは1:2で分けた手帳右側のページの右側。この部分です。
この部分を使って、自分で自分のことを褒めます。ひたすら褒めます。とにかく褒めます。
自分を褒めるときは青のボールペンを使う
自分褒めには、青のボールペンを使って書くと良いです。
青色には、落ち着きと安心感を与え、リラックスできる効果があるからです。心身のバランスを整え、幸福感を得ることもできる色でもあります。
また、記憶力の向上にも良い色なので、褒めたこと・嬉しい記憶がしっかりと脳に刻まれることでしょう。
とはいえ、自己肯定感が低いと感じている人ほど褒めることが苦手です。
いきなり褒めろと言われても困っちゃいますよね
まずは自分を褒めるときのポイントを押さえましょう。
- どんなに小さなことでも褒める
- 偶然も自分のパワーに変えて褒める
- ネガティブなことこそポジティブ変換して自分褒めにする
1つずつ例を挙げながら説明していきますね。
どんなに小さなことでも褒める
どんなに小さなことでも褒める。これ基本です。
自分の中では当たり前になっていることでもいいんです。とにかく褒める。それが大事。
それがわからない? じゃあ私が実際に書いた自分褒めをご紹介しましょう
- 自分を変えたいと思って手帳を買うことができた
- お気に入りのペンを見つけるまで妥協しなかった
- 買ってきた手帳をすぐに開くことができた
- 明日に備えて早く寝ることができた
偶然も自分のパワーに変えて褒める
これも具体例を出した方がわかりやすいですね。私はこんなことを書いています。
- ケーキ頂いて嬉しかったこと、素直に喜べた。ありがとうって言えた!
- お菓子勝手に食べられちゃったけど、あまり怒らずにいられた
- 事故のない安全運転ができた
ネガティブなことこそポジティブ変換して自分褒めにする
いいことがあれば、悪いことが起こることもある。けれど、悪いことは悪いところだけあるわけじゃない。考え方次第で、悪いと思った出来事も自分褒めに転換できるんです。
- 寝坊した→睡眠不足を解消できた
- 手帳を続けられなかった→久々に手帳を開くことができた
- 仕事でミスした→仕事でミスしてしまったけれど、同じ失敗を繰り返さないよう対策を考えられた
- 愚痴って飲みすぎた→不満を溜めずに発散する努力ができた
こんなことでいいの?と思われるかもしれませんが、こんなことでいいんです。いえ、これこそが大事なことなんです。
自分にはこんなにいいところがあるんだ。自分にはこんなに素晴らしいところがあるんだ。
そう思えることが大事なんです。
たとえ1つ1つが小さなことでも、たくさんになれば大きな自信になります。
ひらひらと舞い落ちては消える雪が、やがて何メートルも降り積もり、白銀の世界を作り出すように。
ただの石ころのような原石の塊が、少しずつ削られて磨かれて、やがて眩く輝きはじめるように。
少しずつ。小さくていい。自信を積み重ねましょう。
そうして自信がつくと、自分に対して期待ができるようになってきます。
「次はこれをやってみようかな?あれもやってみたいな」
そこには、わくわく楽しそうな自分がいます。そんなふうに笑っている自分のこと、嫌いだなんて思えませんよね。
今日の自分は褒めるところがない…そんな日はどうしたらいい?
どんなに小さなことでも自分を褒めるポイント。
そうお伝えしましたが、褒めるところなんて何にもない…そう思う日もあるかもしれません。
いつもパワフルに前を向いていられればいいのですが、そうばっかりはなかなかうまく行きません。心が疲れてしまう時だってあります。
けれどそれは決して悪いことでも変なことでもありません。人間なんですから、当たり前に抱く感情です。
そんなときは、ぜひ過去の自分に聞いてみてください。手帳のページを少し前にめくってみれば見つかりますよ。そこには何と書いてありますか?
今読み返したら笑ってしまうようなことが書いてあるかもしれません。
それは、あなたの自分に対するハードルが高くなっている証拠。成長している証です。
落ち込む必要なんて、どこにもないのです。
それに…気づいていますか?
今、あなたは自分のことを褒めようと努力しましたよね。考えることができましたよね。
それ、褒めポイントですよ!
- 自分のいいところを探そうと努力ができた
- 過去の自分を振り返り、自分の成長に気づくことができた
- 自分のことをもっと好きになりたいともう少し頑張ることができた
- 明日からまた頑張ろうと気合を入れることができた
ああ、もう枠がいっぱいで書ききれませんよね(汗)
ごめんなさい!
自分褒めをやってみたいけれど、適した手帳がすぐに用意できない場合には?
自分を褒めることで自分のことを好きになる。
なんとなくわかったし、ちょっと興味あるけど…手帳を買い替える時期じゃないのよね
この記事は手帳術を紹介するために書いていますが、偶然目に入ってきたから読んでみただけ。別に手帳を買い替える時期じゃないんだけど…あるいは、もう新しい手帳は買ってしまったばっかりという方もいらっしゃるかもしれませんね。
そんなときは、手帳でなくても構いません。
今使っている手帳、ノート、チラシの裏でもなんでも結構です。自分褒めをしてみてください。
冒頭で知ることが大事だとお伝えしましたが、それ以上にまずやってみることが大事です。
自分のことを好きになりたいと思ってせっかくここまで読み進めてきた記事なのですから、その時間を無駄にしないでください。百聞は一見にしかずとも言います。知識だけ集めても、行動に起こさなければ変わることはできないのです。
自分のことを好きになりたい。変わりたいと思った自分の気持ちを誰よりもあなた自身が大切にして下さい。
まずはその手にペンを握ることから始めてみましょう
まとめ
自分をもっと好きになる!夢をかなえる手帳術。
2回目の今回は、自己肯定感を高める手帳術についてお話させていただきました。
ポイントは3つ。
- 自分を好きになるために必要な自己肯定感は、主に幼少期・思春期を経て培われたもの。
- 自己肯定感は自分を褒めることで自ら高めることができる。
- 自分褒めには青のボールペンを使って効果UP!!
自信がもてない自分を変えたい。もっと自分のことを好きになりたいと思えたあなたは、既に変わり始めています。今のその気持ちを力に変えて、ぜひ自分のことを好きになる一歩を踏み出してくださいね。
最後に私のおすすめする手帳をもう一度ご紹介させていただきますね。
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以上、心豊かに笑顔で暮らす毎日を目指すゆに家じゅんのログ
『自分をもっと好きになる!自己肯定感を高め、夢をかなえる手帳術~自己肯定感を高める方法』でした!
最後までお付き合いありがとうございました(*´∀`*)
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