洗濯機の寿命は6年~10年!買い替えサインと修理費用の目安

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洗濯機の寿命

最近なんだか洗濯機の調子が悪い…?
寿命を知らせる買い替えのサインなのか、それとも修理で対応できるのか?修理にかかる費用からお得に買い替えられる時期、洗濯機の寿命を延ばす使い方のコツまで徹底的に調べました!

  1. 洗濯機の寿命は6年~10年
  2. 洗濯機の寿命を知らせる買い替えサイン9つ
    1. 焦げ臭い匂いがする
    2. カビ臭い匂いがする
    3. 操作パネルが反応しない・色が薄くなった
    4. 運転中に停止してしまう
    5. 電源コードやプラグが熱い・変色している
    6. 給水スピードが遅い
    7. 水漏れする
    8. 脱水のときだけ異音がする
    9. 洗浄・脱水・乾燥がいまいちできていない
  3. 洗濯機は修理で延命できる?修理費用の目安
  4. 洗濯機は修理と買い替えどちらにするべきか?
  5. 寿命がきた洗濯機の買い替え>安く買い替えられる時期はいつ?
    1. モデルチェンジの時期に型落ちを狙う
    2. ボーナス商戦を狙う
    3. 決算セールの時期を狙う
  6. 寿命がきた洗濯機の買い替え>安くなる時期まで待てない場合
    1. ネットで最安値を調べる
    2. 家電量販店で値下げ交渉をしてみる
    3. 支払い方法を工夫してポイント還元を狙う
  7. 寿命がきた洗濯機の買い替え>寿命がきた洗濯機の処分方法
    1. 買い替えと同時に店で引き取ってもらう
    2. 市区町村の指定引取場所に自分で持っていく
    3. 不用品買取業者に引き取ってもらう
    4. 地元掲示板サイト「ジモティ」で譲る
  8. 洗濯機の寿命を延ばす使い方
    1. 洗濯物を詰め込みすぎない
    2. 洗剤を入れすぎない
    3. 異物の混入を防ぐ
    4. 洗濯機のカビを予防する
    5. 雨風や日光を防ぐ
    6. 洗濯が終わったら水道の元栓を閉める
    7. 定期的にメンテナンスをする
  9. 洗濯機の寿命は6~10年。ライフプランニングで計画的に賢く買い替えよう
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洗濯機の寿命は6年~10年

洗濯機の寿命は6年~10年です。
国税庁が定める洗濯機の耐用年数は6年。メーカーの部品保有期間も6年~7年となっており、設計上の標準使用期間も7年前後となっております。

標準使用期間を過ぎたら危険!すぐに使用を中止したほうがいいということではなく、事故や不具合が起こる可能性が高くなることを示していますので、標準仕様期間の7年を過ぎたら異常がないか確認しながら使うと安心です。

現在ご家庭で使っている洗濯機の標準仕様年数は、洗濯機本体に貼ってあるラベルで確認することができます。寿命か否かの一つの判断目安にしてくださいね。

<ラベル写真>

なぜ洗濯機の寿命には6年~10年と幅があるのかという点ですが、各家庭ごとに洗濯機の使用頻度や使い方、メンテナンスなどの加減が異なるからです。2020年度に洗濯機を買い替えた世帯における洗濯機の平均使用年数は10.2年だったという内閣府の消費動向調査結果もあり、うまく使えば洗濯機は10年近く使えることがわかります。

じゅん
じゅん

このあと寿命を延ばす洗濯機の使い方についても詳しく解説していきますよ

では今使っている洗濯機の不調が「本当に買い替えの必要な寿命のサイン」なのか、それとも「もう少し使用が可能なただの不具合」なのか、具体的な症状から判断をしていきましょう。

洗濯機の寿命を知らせる買い替えサイン9つ

洗濯機の寿命は6~10年

生活必需品である洗濯機は壊れてしまうと本当に困りますよね。そんな洗濯機の不調を知らせる代表的な9つの症状について、その対処法と修理費用について調べました。

DIY修理で可能な症状から今すぐ使用を中止して買い替えなければいけない症状までありますので、ご家庭で使用している洗濯機の調子が今悪くなくても、頭の片隅に入れておくといざというときに慌てずに済みますよ。

  • 焦げ臭い匂いがする
  • カビ臭い匂いがする
  • 操作パネルが反応しない・色が薄くなった
  • 運転中に停止してしまう
  • 電源コードやプラグが熱い・変色している
  • 給水スピードが遅い
  • 水漏れする
  • 脱水の時だけ異音がする
  • 洗浄・脱水・乾燥がいまいちできていない

1つずつ詳しく見ていきましょう。

焦げ臭い匂いがする

焦げ臭い匂いがするのは、2つの原因が考えられます。

  • 洗濯槽とパルセーターと呼ばれる底にある回転翼の間に異物が挟まってしまった
  • モーターベルトの駆動部に異物が挟まってしまった

いづれも異物が挟まってしまったことが原因のため、異物を取り除けば焦げ臭さはなくなります。衣類の金具が外れてなくなってしまっていたり、ポケットにものを入れたまま洗濯をしてしまったものがないか疑ってみましょう。

じゅん
じゅん

挟まっていた異物の例としては、小銭やピン留め、ブレスレットなどが多いようです。一緒に洗濯して挟ませてしまわないように注意しましょう

異物を自力で取り除ければ問題ありませんが、奥に入り込んでしまい取り除くことができない場合はメーカーや業者による修理・点検が必要です。

修理費用は7,000円~10,000円前後が目安。
完全に自己責任となりますが、自力でパルセーターを外して異物を取り除き、ついでにお掃除もできちゃう方法を紹介している動画を見つけたので紹介しておきますね。

 

カビ臭い匂いがする

カビ臭さの原因は、洗濯槽で繁殖したカビです。洗濯槽クリーナーなどで清掃しカビを除去できればカビ臭さはなくなるので、洗濯機の寿命ではありません。
しかし内部まで侵食してしまったカビは、洗濯槽クリーナーで取り除くことはできません。この場合は完全分解洗浄か、洗濯機の寿命と考え買い替えを検討をした方が良いでしょう。

業者による洗濯機の完全分解洗浄費用は、縦型の場合12,000円~23,000円が目安。ドラム式の場合19,000円~31,000円が目安となります。

 

 

操作パネルが反応しない・色が薄くなった

ボタンを押しても電源が入らなかったり、ボタンを押しても反応しなかったりするのは、洗濯機内部の制御基板が古くなって来ているからです。電源プラグをコンセントに差し込み直すと改善することが多いですが、改善しない場合・改善してもまたすぐに反応が悪くなってしまう場合は洗濯機の寿命と考えられます。

メーカーによる修理費用は24,000円前後。買い替えを検討してもよいでしょう。

 

運転中に停止してしまう

洗濯の途中で止まる設定にしていないにも関わらず運転を停止してしまうことがあります。設置直後や地震後であれば、まずは洗濯機が接地面と水平になっているか確認しましょう。
正しく安定した場所に設置しているのにも関わらず洗濯機の運転が止まってしまう場合は、次の5つをチェックしましょう。

  • 洗濯物の偏りを調整する
  • 量を減らす
  • 異物が混入し、挟まってしまっている
  • 蛇口が十分に開いておらず、給水ができていない
  • 排水部に衣類の糸くずや汚れなどが詰まり、排水ができていない

上記のいずれにも当てはまらず原因がわからない場合は、洗濯機に内蔵されているコンピューターに問題があるかもしれません。メーカーや業者による修理・点検が必要ですので、表示されるエラーの種類をメモしておきましょう。メーカーによる修理費用は24,000円前後が目安です。

 

電源コードやプラグが熱い・変色している

洗濯機の寿命

電源プラグやコードの異常は、火災の原因にもなりうる危険な症状です。直ちに修理や買い替えを検討してください。

電源コードを動かしたときに電源が入ったり切れたりする場合は、内部の線が断線している可能性があります。また電源プラグが熱く熱を持っているのは、寿命によりコンセント内部で接触不良を起こしているからです。

 

給水スピードが遅い

洗濯を開始しても水の出が悪く時間がかかる場合は、給水口フィルターの清掃を試してみましょう。
水道栓を閉め、洗濯機と給水ホースの連結部を外し、接続部のフィルターを使い古した歯ブラシなどでこすってゴミを取り除くだけの簡単な作業です。
フィルターを掃除しても改善しない場合は、水道栓のゴムパッキンが固まってしまっているせいかもしれません。ナットを外し、内部のゴムパッキンを新しいものに交換しましょう。

いずれの方法を試しても改善しない場合は、2つの原因が考えられます。

  • 家全体の水圧が弱く、止水バルブの調整が必要
  • 洗濯機自体の不具合で、メーカーや業者による修理・点検が必要

家全体の水圧が弱い場合は、戸建てであれば水道局に相談を。
集合住宅の場合は、管理会社や大家さんに相談し対応をしてもらってください。止水バルブの調整は集合住宅の場合は他の部屋にも影響が出てしまいます。また自身で調整し壊してしまった場合は弁償が必要となりますので、ご自身で調節するのはおすすめしません。

家全体の水圧に問題がない場合は洗濯機の不具合の可能性がありますので、メーカーや業者による修理・点検を頼みましょう。費用は25,000円~55,000円前後が目安です。使用年数によっては買い替えを検討しても良いでしょう。

 

水漏れする

洗濯機の寿命-水漏れ

洗濯機の水漏れを発見したら、まずは水道の蛇口を閉めましょう。蛇口を閉めても水漏れする場合は、水道の元栓も閉めます。
ひとまずこれ以上水漏れ被害が広がらない対策ができたら、床材や床下が傷まないよう水漏れの対応を先に行いましょう。

  1. 雑巾やタオルで床の水を拭き取る
  2. 窓を開ける・換気扇を回すなどして十分な換気をする
  3. アルコールスプレーをかけて除菌
じゅん
じゅん

水濡れを放置すると床材や床下にカビや腐食、シロアリが発生することもあり、正直買い替えれば何とかなる洗濯機の故障よりこっちのほうが厄介です。しっかり対応しておきましょう

続いてどこから水漏れをしているのか探っていきましょう。水漏れをしている場所としてチェックするのは、次の6ヶ所です。

  1. 給水栓周り
  2. 給水ホース
  3. 洗剤ケース
  4. 排水口
  5. 洗濯機の本体底部分
  6. 洗濯機の開口部

洗濯機給水栓周りの水漏れの場合

蛇口の接続部の緩み、または中にあるゴムパッキンの経年劣化が考えられます。洗濯機の寿命ではありませんので、買い替えの検討は不要です。

モンキーレンチを使用してナットを締め直し、ゴムパッキンが劣化しているようであれば交換しましょう。

 

洗濯機給水ホースの水漏れの場合

ゴムパッキンの劣化やゴミやサビの付着が考えられます。洗濯機本体の寿命ではありませんので、買い替えの検討は不要です。

給水ホースを外し、蛇口と給水ホースの接続部を洗って付着したゴミなどを取り除きましょう。治らない場合は給水ホースを交換すれば修理完了です。簡単なメンテナンスなので自分でできますよ。

 

洗濯機洗剤ケースからの水漏れの場合

洗剤ケースから流れていかなかった洗剤が固まり、詰まってしまったことにより水漏れがおこる場合があります。この場合は洗剤ケースを掃除し、詰まりを起こしていた原因を取り除ければ解消しますので、洗濯機の寿命ではありません。
頑固なかたまりで取りにくい場合には、ケースを5分ほどお湯に浸けておいてから、やわらかい布や綿棒で擦ってみましょう。

じゅん
じゅん

水漏れが洗濯機内部で発生してしまうと本体の故障に繋がるので、洗剤ケースはこまめに掃除をしてつまらないように注意しましょう

 

洗濯機排水口付近の水漏れの場合

排水口付近で水漏れしている場合、排水ホースの劣化か排水口のつまりが原因となっています。洗濯機本体の寿命ではありません。簡単な対処で修復可能なので、自分で対応が可能です。

排水ホースが劣化している場合は新しいものに交換し、接続部はしっかりと設置しましょう。多くの家庭で使用されているL字型の排水エルボと呼ばれる接続管が十分に差し込まれていないと水漏れの原因となりますので、しっかりと差し込みましょう。

排水口には、洗濯物から落ちた汚れが水や洗剤とともに流れる場所です。溜まった汚れは詰まるばかりか悪臭の原因にもなります。洗濯物に嫌な匂いが付着する原因にもなりますので、パイプユニッシュなどで汚れを溶かし落とし、清掃しましょう。

じゅん
じゅん

使い方に少し手間がかかるけど業務用のピーピースルーはキッチンからお風呂、洗濯機の排水口までまるっとスッキリきれいにしてくれるのでおすすめです

 

洗濯機本体底部分からの水漏れの場合

洗濯機本体底部分からの水漏れの原因は次の3つが考えられます。

  • 洗濯槽からホースまでの接続部が破損している
  • 洗濯槽が破損してしまっている
  • パルセーターの摩耗

いずれの場合も自分で直すのは難しいため、メーカーや業者による修理・点検が必要です。費用は20,000円が目安です。経年劣化が主な原因なので、買い替えを検討しても良いでしょう。

 

洗濯機ドア部分からの水漏れの場合

使用している洗濯機がドラム式の場合、洗濯機のドア部分から水漏れしているケースもあります。原因は次のいずれかが考えられます。

  1. ドアパッキンが劣化している
  2. ドアパッキンが外れかかっている
  3. ドアパッキンとドアの間にほこりや糸くずが挟まっている
  4. ドアの内側についた水滴が垂れてきただけ

口コミを見てみるとドラム式洗濯機のドアパッキンの破れはよくあるようで、中には購入から1年半ほどで水漏れが発生してしまったケースもあるほどでした。

メーカーによる修理費用は15,000円~20,000円前後。完全自己責任でDIY交換する場合は、交換が必要な場合でも部品代の5,000円前後で済みます。メーカーから個人が直接部品を購入することはできませんので、ネットで機種に対応する部品を購入するようにしましょう。

 

脱水のときだけ異音がする

キュルキュルと擦れるような音がするのは、洗濯機を稼働させるベルトのゴムが経年劣化により傷んでいるためです。メーカーや業者による修理が必要で、費用は20,000円~30,000円が目安となります。購入から6年以上経過している洗濯機であれば、寿命と考え買い替えを検討しても良いでしょう。
DIY修理する場合は、部品代の1000円前後で済みますが、もちろん完全自己責任です。

ガタゴトと大きな音がするのは、洗濯物の偏りにより発生しています。洗濯機の故障ではありませんので、買い替えの検討は不要です。
大きくて厚手のタオルケットや洗濯物を詰め込んだ洗濯ネットの洗濯は偏りが発生しやすくなります。また洗濯物の詰めこみ過ぎも偏りによる音の発生の原因となりますが、少なすぎるのも同じく偏りが発生しやすくなります。
洗濯槽の8割の洗濯物が一番コスパがよく洗濯できるので目安にしましょう。

防水性の高いレインコートやウェットスーツ、水の浸透しない片面がゴムの敷物や寝袋、(うっかりやりがちな)吸水ポリマーを含む紙おむつや生理用品を脱水してしまうと、音がうるさいだけでなく故障の原因にもなりますので気をつけましょう。

 

洗浄・脱水・乾燥がいまいちできていない

洗濯機の性能そのものである洗浄・脱水・乾燥がいまいち弱いと感じるとストレスですよね。それぞれ買い替えの検討が必要な寿命が原因だったり、簡単なメンテナンスで改善する場合がありますので詳しく見ていきましょう。

洗浄がいまいちできていない

運転中に回転音がせず、洗浄ができていない場合はパルセーターと呼ばれる底にある回転翼が回転していない可能性があります。パルセータのネジが摩耗すると、羽が空回りしてしまうのです。
これは洗濯機が寿命のサインである症状の一つ。買い替えを視野に入れましょう。

メーカーによる修理費用は13,000円~28,000円です。パルセーターの交換のみで済む場合と他にも原因がある場合とで費用に差が出てきます。

買い替えを視野に入れつつ直ったらラッキーくらいの気持ちで完全自己責任で修理する場合は、パルセーターの外し方動画を参考に自分で交換してみましょう。パルセーターはメーカーから直接個人が購入することはできませんが、型番から適合する部品をネットで調達することができます。
この場合費用は部品代の2,500円前後のみで済みます。

 

脱水がいまいちできていない

洗濯機の脱水がうまくいかない理由は4つ考えられます。

  1. 排水口のつまり
  2. 洗濯物のかたより
  3. 洗濯機本体の傾き
  4. モーターの回転を洗濯槽に伝えるベルトの寿命

1~3については次のポイントを解消することで解決します。

  • 洗濯物のかたよりを調整する
  • 洗濯機本体が傾いていれば調整し水平にする
  • 排水口・排水ホースを清掃する

上記ポイントを解消しても脱水がうまくいかない場合は、一度洗濯機の電源を切り、電源プラグを抜いてください。5秒以上待ってサイド電源プラグを差し込み、電源を入れて運転を開始します。

これでも改善しない場合は、4.モーターの回転を洗濯槽に伝えるベルトの寿命が考えられます。この場合はメーカーや業者による修理・点検が必要です。修理費用は15,000円~22,000円が目安です。
買い替えも視野に入れ始めましょう。

 

乾燥がいまいちできていない

乾燥機付き洗濯機の乾燥のききが悪くなり、洗濯物が乾かなくなってしまってきた場合は、まず下記の手順を踏んでみましょう。

  • 乾燥フィルター、洗濯槽のパッキン、糸くずフィルターを清掃する
  • 扉や窓を開けて風通しを良くし、湿気の逃げ道をつくる
  • 洗濯物の詰め込みすぎをなくす

乾燥機付き洗濯機の乾燥機能が衰えてきている場合、ほとんどの場合が機械的な故障ではなく上記メンテナンスで復活します

上記ポイントをおさえたものの復活せず、乾燥機フィルター手前のダクトに詰まっていたホコリを取り除いたら復活したという経験談もありました。作業時間は1時間ほどで、使う工具もプラスドライバーのみということでしたが完全自己責任のDIYになりますので気になる方は検索してみてくださいね。

改善策を実行しても乾かない場合、メーカーによる修理を検討しましょう。
メーカー修理の場合、25,000円~38,500円前後。原因がモーターかヒーター、センサーかで費用に幅があるようです。

 

 

洗濯機は修理で延命できる?修理費用の目安

洗濯機の不具合別でも修理費用の目安はお伝えしましたが、改めてHITACHIが公表している修理費用の目安を一覧にしてみます。

症状 交換部品名 全自動洗濯機 全自動洗濯乾燥機 ドラム式洗濯乾燥機
●電源が入らない コントロール基板 24,000円前後 58,000円前後 52,000円前後
●電源が切れてしまう 表示基板 31,000円前後 27,000円前後
●お湯取りしない お湯取ホース、ポンプ 22,000円前後 26,000円前後 25,000円前後
●水漏れ 排水ホース 19,000円前後 20,000円前後 27,000円前後
●給水しない コントロール基板 23,000円前後 55,000円前後 52,000円前後
●排水しない 給水弁、排水弁 21,000円前後 24,500円前後 25,500円前後
●脱水しない 駆動部 21,500円前後 34,500円前後 45,500円前後
フタロックスイッチ 17,500円前後 18,000円前後 20,000円前後
●乾燥しない ファンモーター 38,500円前後 40,000円前後
ヒーター、センサー 25,000円前後 29,000円前後

上記表は修理料金(技術料、部品代、出張料の合計)です。

各メーカーの修理費用の目安もリンクを貼っておきますね。

一般的に修理費用は全自動洗濯機<全自動洗濯乾燥機<ドラム式洗濯乾燥機の順に高くなっていく傾向にあります。

 

洗濯機は修理と買い替えどちらにするべきか?

洗濯機の寿命

前述の通り、洗濯機の故障の修理費用は修理箇所や故障の度合いによっても大きく変動します。

重要な部品であるほど高額になりやすいので、購入から6年以上経過している洗濯機であれば寿命と考えて買い替えを視野に入れると良いでしょう。修理をして直しても、別の不具合が出てくるケースは珍しくありません。

逆に購入からそれほど期間が経過していないのであれば、修理や部品交換で寿命が長く延びる可能性がありますので、修理して使うことも検討しましょう。
特に購入から1年以内であればメーカーの無料保証が受けることができますので、まずは購入メーカーに問い合わせを。大手家電量販店で購入した洗濯機であれば、無料で3年~5年の長期保証がついている場合もあります。

じゅん
じゅん

購入時の保証書は失くさないようしっかりと保管しておきましょう。万が一見当たらなくてもネット購入なら購入履歴から、実店舗なら会員カードの履歴から確認ができます。あきらめないで!

長期保証の範囲内であってもドラム式洗濯機のドアパッキンなど消耗部品は無償修理の対象外となっている場合もあります。どこの修理が必要なのか、症状から検討をつけるだけでも買い替えるか・修理で対応するのか心構えができますので、慌てずに対応していきましょう。

 

寿命がきた洗濯機の買い替え>安く買い替えられる時期はいつ?

洗濯機の寿命-安く買える時期

洗濯機は安いものでも数万円。高いものだと数十万円します。決して安くはない支出だから、少しでもその費用は抑えたいですよね。

生活必需品である洗濯機は、急な故障だとゆっくり吟味する時間もなく、慌てて選んだ機種では満足度は落ちてしまいがちです。洗濯機の寿命となる6年が近くなったら情報収集を始め、いつでも買い替えられるよう心とお金の準備をしておきましょう。

 

モデルチェンジの時期に型落ちを狙う

縦型洗濯機は7月頃に新製品の発売があるので、5月~6月にかけて旧型となるモデルが安くなります。
ドラム型洗濯機のモデルチェンジは10月~12月。9月ころから旧型となるモデルが安くなりはじめます。

じゅん
じゅん

過去のモデルであればあるほど価格は安くなりますが、2年以上前のモデルは手に入りづらくなるので待てば待つほど良いというものでもありません

 

ボーナス商戦を狙う

7月と12月、年2回支給されることの多い賞与の時期は、あたたかくなった消費者の懐を狙って家電量販店がセールを仕掛けてきます。7月は縦型洗濯機のモデルチェンジの時期と、12月はドラム型洗濯機のモデルチェンジ時期とも重なりますので、自分の欲しい型の情報は積極的に集めていくと良いでしょう。

 

決算セールの時期を狙う

ほとんどの家電量販店は年に2回決算セールを行います。家電量販店も目標の売上額を達成するために、かなり力を入れて売り込んできます。一般的には中間決算よりも総決算の方が割引率が高い傾向があります。

大手家電量販店 中間決算 総決算
ヤマダ電機 9月 3月
ケーズデンキ
エディオン
ヨドバシカメラ
ビックカメラ 2月 8月
コジマ

 

寿命がきた洗濯機の買い替え>安くなる時期まで待てない場合

安く買い替えられる時期がわかっても、突然壊れてしまって「そんなに待てない!!」という場合もありますよね。そんなときでも、安く洗濯機を買い替えられる方法をお伝えします。

ネットで最安値を調べる

年末年始のセール時期と比べるとそこまで安くはなっていませんが、人件費や店舗経費がかからない分常にある程度実店舗よりも安く購入できるのがインターネットでの購入。家から一歩も出ずに指先一つで何十店舗もの値段を比較検討できるのも魅力です。

ショップにより商品価格とは別に設置手数料や処分したい洗濯機の引取手数料、保証料がかかる場合があるのでトータル費用でいくらかかるのか確認することが重要です。

 

家電量販店で値下げ交渉をしてみる

家電量販店では値札が掲示されているので「それ以上は安くならない」と考えてしまいがちですが、同じ商品なのに他店の方が安いという確かな情報があれば、その店舗よりも少し安くしてくれるケースがあります。

ネット価格は引き合いに出しても交渉がしづらく「ネットで買うと保証が1年なんですが、うちでは○年つくので…」と言われてしまうことが多いです。
「保証は長くなくてもいいけど、親身になって相談に乗ってくれたあなたから今買いたいから」と更に交渉ができるのであれば、もうあなたは交渉術のマスター!更なる値引きが引き出せることでしょう。

さすがにそれはちょっと言い辛いわ…

そんな場合でも諦めないで。近隣競合店舗の価格を引き合いに出すのが一番交渉をしやすいので、他店の商品価格の写真を撮って見せながら話せば、より安い金額提示を受けることが可能です。

 

支払い方法を工夫してポイント還元を狙う

一般的なクレジットカードの還元率は0.5%。高還元といわれるクレジットカードでも1%程度です。

しかし支払い方法をちょっと工夫することで、3%以上の還元は簡単に狙えます。

常時3%還元となる支払い条件

  • 楽天JCBカードで楽天市場で1ヶ月に2万円以上の買い物をする
  • 楽天カードの街での利用ポイント2倍キャンペーンにエントリーする
  • ANA JCB プリペイドカードに楽天JCBカードでチャージする
  • d払いにANA JCBプリペイドカードを登録し、支払う

詳しくは「クレジットカードを使い分けるポイントは?複数枚持ちでメリットを最大限活かす」記事で紹介していますので、そちらを御覧くださいね。

 

じゅん
じゅん

安くなる時期まで待てない場合に少しでも安く洗濯機を買い替える方法は、もちろん大幅値引きが期待できるモデルチェンジ時期やボーナス・年末年始商戦時期にも使えますWで狙えれば最強!!

家電量販店で値引き交渉をした場合は、クレジットカードのポイント還元を狙わず、あえて「現金で払うからもうちょっと安くならない?」と交渉をするのも手です。クレジットカード払いの場合に家電量販店がカード会社に支払わなければならない加盟店手数料(数%)分、値引きに応じてくれる可能性があります。

 

寿命がきた洗濯機の買い替え>寿命がきた洗濯機の処分方法

新しい洗濯機に買い換える場合、古い洗濯機の処分が必要になりますね。洗濯機は家電リサイクル法が適用されるため、使い終えた人が適切に処理をする責務があります。

買い替えと同時に店で引き取ってもらう

一番簡単で楽な方法が、新しい洗濯機を購入した店舗に引き取って貰う方法です。処分する洗濯機に応じたリサイクル費用(2,530円~3,300円)の負担と、別途収集運搬費用等がかかる場合があります。

ヤマダデンキでは買い替えと同時に買取もできるサービスをやっています。購入から6年以内の商品であれば処分料がかかること無く、むしろ買取で購入資金に充てられる可能性がありますよ。

洗濯機の買取査定・買取価格|家電の買取ならヤマダの買取事前査定サービス
買い替えなどで不要になった洗濯機、衣類乾燥機などの高額買取はヤマダデンキの買取事前査定サービスへ!ヤマダデンキの買取事前査定よりお申し込み、受付番号発行後にお近くのヤマダデンキまで買取品などをご持参の上お越しください。買い替えならご購入品配...続きをよむ

市区町村の指定引取場所に自分で持っていく

自分で搬出・運搬をする手間はかかりますが、リサイクル費用以外の運搬費用等支出を抑えられるのが「市区町村の指定回収場所に自分で持っていく」方法。

  1. 最寄りの郵便局でリサイクル費用を払い、家電リサイクル券を受け取り
  2. 受け取った家電リサイクル券と処分したい洗濯機を指定引取場所に持ち込む
じゅん
じゅん

洗濯機は重量がある上、事前に水抜きが必要など自分で搬出するのは正直すごく手間がかかります。あまりオススメしない方法ね

不用品買取業者に引き取ってもらう

製造から5年以内の洗濯機であれば、買取をしてもらえる可能性が高いです。外観に異常がなく、動作にも問題がない買い替えであれば、一度査定してもらっても良いかもしれません。
買取相場は1年落ちで5,000円~12,000円。5年落ちで2,000円~7,000円です。

5年以上でも7年以内なら買取可能な場合もありますが、買取価格は更に下がります。とはいえ、洗濯機の処分にはリサイクル料金の支払いが必要なので、引取価格0円でも実質プラスにはなりますよ。

 

地元掲示板サイト「ジモティ」で譲る

まだ使えるけれど、製造から7年以上は経っているから買取業者には買い取ってもらえない。けれど処分費をかけずに処分したい!という場合には、地元掲示板「ジモティで0円で譲る」という方法もあります。
本来処分する際に必要だった2,530円~3,300円のリサイクル費用を浮かせることができます。

送るのが難しい・手間だと感じる場合には、引取者に取りに来てもらうことを指定することもできます。とはいえ、知らない人が取引相手ですので必ずご家族や友人に立ち会ってもらいましょう

 

洗濯機の寿命を延ばす使い方

洗濯機の寿命

決して安くはない洗濯機。毎日使うものだからこそ、納得した商品を長く使い続けたいですよね。

そんな洗濯機の寿命を延ばすには、使い方に7つのコツがあります。

  1. 洗濯物を詰め込みすぎない
  2. 洗剤を入れすぎない
  3. 異物の混入を防ぐ
  4. 洗濯機のカビを予防する
  5. 雨風や日光を防ぐ
  6. 洗濯が終わったら水道の元栓を閉める
  7. 定期的にメンテナンスをする

1つずつ詳しくみていきましょう。

洗濯物を詰め込みすぎない

洗濯はできる限り1回で済ませたいものですよね。しかし洗濯物を詰め込みすぎると、汚れの落ちが悪くなるばかりか、洗濯機の故障の原因にもなってしまいます。
洗濯物が多いときは無理にまとめて洗わず、複数回に分けて洗うようにしましょう。

適切な洗濯物の量は、洗濯機の容量の8割程度が目安です。洗濯機の容量が6kgであれば、洗濯物の量は4.8kgくらいがベスト。洗濯機の容量が8kgであれば、洗濯物の量は6.4kgくらいがベストとなります。

洗濯物は1日1人1.5kgが一つの目安。3人家族であれば4.5kg、4人家族であれば6kgの洗濯物が毎日出る計算になります。着替えが頻繁に必要な小さなお子様がいる家庭や、部活動や体育の授業などで着替えの多い学生のいる場合はもう少し多くの洗濯物が出るでしょう。
一人暮らしで3日に1回洗濯をするのであれば、洗濯物の量は4.5kgになるので6kg以上の洗濯機であれば1回で回せるという計算になります。

とはいえ、毎回計量してから洗濯するのは面倒なので、洗濯物はギューッとおしこまずに洗濯槽の8割程度入れると覚えておきましょう。

 

洗剤を入れすぎない

洗剤は洗濯の必需品!もちろんたくさん入れたほうが汚れも落ちるんだよね!というのは勘違い。

確かに洗剤の中に含まれる洗浄成分は、ある一定の濃度までは洗浄力と比例します。しかしそのある一定量を超えてしまうと、その洗浄力はほとんど変わらなくなるのです。
その汚れを最大限に落とせる「ある一定量」というのが、洗剤メーカー各社が設定している規定量なのです。

洗剤を多く入れすぎると、洗剤が洗濯機に残ることによって雑菌が繁殖する原因になります。繁殖した雑菌はやがて簡単に手入れのできない内部まで侵食し、カビ臭さを放ち、洗濯機の買い替えを検討せざるをえなくなってしまいます。

この他にも

  • 汚れが落ちにくくなる
  • 衣類の色落ちや痛みの原因になる
  • 洗剤成分が衣類に残ることにより肌にダメージを与える
  • 環境汚染の原因にもなる

洗剤の入れ過ぎは洗濯機の寿命を縮めるばかりか、洗濯物にも環境にも良いことなし!
メーカー各社が規定している規定量を使うのがコストパフォーマンス的にも正解です。

 

異物の混入を防ぐ

洗濯物に混じって小銭やピン留め、オムツなどを一緒に選択してしまうと駆動部に挟まってしまう原因になったり、本体の故障の原因につながります。もし一緒に洗ってしまった場合は、しっかりと取り除き、本体に残らないようにしましょう。

 

洗濯機のカビを予防する

手入れを怠ったまま年数が経ってしまうと、本体の奥までカビが侵食してしまいます。せっかくの洗濯物がきれいに洗いあがりませんし、そればかりかカビ臭さ・アレルギーの原因にもなってしまいます。

洗濯槽クリーナーでの清掃は月に1回が理想。難しい場合は2ヶ月に1回は掃除しましょう。

脱水後の洗濯はできるだけ早く取り出す、洗濯が終わった後はフタを開けたままにしておくのもポイントです。洗濯カゴ代わりに脱いだ服を詰め込んでおくのもNG
洗濯槽内の水分をうまく逃がしてあげることで、カビの発生を抑制することができます。

 

雨風や日光を防ぐ

機械製品は洗濯機に限らず、風雨や紫外線に弱い傾向にあります。洗濯機の劣化を早め、寿命も早くなってしまうため、洗濯機は室内に置くのがよいでしょう。
住居環境でどうしても外に置かざるをえない場合は、洗濯機カバーを利用し、雨風や日光から洗濯機を守りましょう。洗濯機の寿命が大きく変わりますよ。

 

洗濯が終わったら水道の元栓を閉める

蛇口を開けっ放しにしていると、常にホースや蛇口に水圧がかかった状態になり負担がかかります。負荷がかかるとパッキンの劣化により、水漏れが発生する原因になりますので、洗濯の都度元栓を占めるとよいです。

じゅん
じゅん

でも開けるの忘れて洗濯できてなくてムキーッ!!ってなるのよね…

という私みたいな方は、オートストッパー付きの水栓がおすすめ。パッキンの劣化やホースの破損には対応できないものの、万が一ホースが外れた時にも水を止めてくれるので水浸しは避けられます。

 

定期的にメンテナンスをする

洗濯機の寿命を知らせる不具合の原因でもわかった通り、洗濯機が不具合を起こすのは洗濯機自体が寿命のこともあれば、簡単なメンテナンスで修復可能な症状もたくさんありました。つまり、定期的にメンテナンスをしていれば、多くの不具合は防げるということです。

定期的なメンテナンスが必要な箇所ごとに、目安となる手入れの頻度は下表のとおりです。

洗濯機の定期メンテナンス 頻度
糸くずフィルター 毎回
排水口・排水フィルター 2週間ごと
洗濯槽 1~2ヶ月ごと
洗剤投入ケース 1ヶ月ごと
(ドラム式の場合)ドアのゴムパッキン 毎回
(ドラム式の場合)乾燥フィルター 2週間ごと

 

洗濯機の寿命は6~10年。ライフプランニングで計画的に賢く買い替えよう

日々洗濯機の使い方に気を配り、定期的にメンテナンスをして寿命を延ばせたとしても、物である限りいつかは必ず故障し買い替えなければならない時が来ます。生活必需品である洗濯機の急な故障は本当に困りますよね。

洗濯機の価格は安くても数万円~数十万円。洗濯機の寿命は6~10年であることを念頭に、ライフプランニングでしっかりと資金計画を立てておけば慌てることもありませんよ。

当サイトで公開している「未来のお金を見える化【DLテンプレ付】ライフプランニング」は、家族構成や生活スタイルに合わせていつ・どれくらいのお金が必要になるのかが最短3分でわかるテンプレート付き。

じゅん
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家計をしっかりとコントロールしていくためにも、ぜひダウンロードして使ってみてくださいね!

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