「金がありすぎると人間は獣のように警戒心が強くなるが、金がまったくないとなりふり構わない本当の獣になる」
「出会った全ての人から学べる者が、この世の中で一番賢い」
長い間門外不出とされていたユダヤ人の聖典「タルムード」の格言が、近年世の中に出てきて目に触れることができるようになりました。
優秀でお金持ち、成功者が多いユダヤ人の根幹にある「タルムード」
世界人口のわずか0.25%のユダヤ人が、ノーベル賞受賞者の中には20%もいる。Google創業者であるラリー・ペイジ氏、Facebook創業者のマーク・ザッカーバーグ氏もユダヤ系であることが知られている。
ユダヤ人とは、白人や黒人、黄人のように皮膚の色や骨格など生物学的特徴で分類された人種とは異なり、ユダヤ教の信者またはユダヤ教信者の親をもつものによって構成される宗教信者のことを指します。そんなユダヤ教の聖典が「タルムード」です。
6部構成、63編からなるタルムードの教えの一端に触れることのできる書籍を紹介していきます。
ユダヤ5000年の教え
- 自分の生活に即したタルムードの教えが知りたい
ユダヤ教の牧師であるラビの資格を取得し、日本ユダヤ教団を設立。初代ラビに就任し活躍されたラビ・マービン・トケイヤー氏の著書。
なぜユダヤ人に成功者が多いのかを導入で4つの視点から解説
- ユダヤ人に対する「神話」
- 環境の作品、ユダヤ民族
- 絶対の真理、ユダヤ教
- 学びの民族、ユダヤ人
続いて世界の富を動かすユダヤ人の原点を格言で学んでいきます。
- 成功の法則
- 貧乏と金持
- 幸福と不幸
- 知識と知恵
- 賢者の言葉
- 恋愛と結婚
- つきあい術
1つ1つの格言に対する解説が非常に的確でわかりやすい。日本人の生活習慣や風土的な違いで理解の及ばないものに対しては、その理由を解説しつつ、日本で生きる自分の生活にはどのように落とし込んで考えればいいのかをしっかり解説してくれている。
具体的な例として本書の一部を抜粋して紹介すると
あまり坐っていると、”痔に悪い”。
あまり立っていると、”心臓に悪い”。あまり歩くと、”目に悪い”。
だから三つを適当に組み合わせなければならない。三番目は、日本人の読者には合点がいかないかもしれない。そもそもイスラエルは砂漠の国なので、あまり長く外を歩いていると、砂が目に入ってしまうのだ。
ユダヤ人の処世術を濃縮すれば、”何でも適度にすること”ということになるだろう。実際、この本を書いていると、これがエッセンスであるように感じられる。
ユダヤ人の力はどこにあるのだろうか?私は、しばしばこのような質問を受ける。
これに対する答は、多い。しかし、すべてにバランスの取れた生活を送ることが、力の一つになっているということは、いえるだろう。一つの秘策である。それが、良識というものなのだ。
毎日の生活に密着した格言でありながら、時折ハッとさせられるものも多く、とても学びが多い一冊。1つ1つが心にしみるばかりではなく、これは夫に読ませたい、これは子供に聞かせたいと思いLINEに送り付けることもしばしば(笑)
本当にいい本だったので自分用以外にプレゼント用も購入しちゃいました!
ユダヤの格言~知られざる教典「タルムード」の教え~
- タルムードの教えの真理を簡潔に知りたい
お金や結婚など生活の参考になるタルムードの格言が多数紹介されています。
核となる格言が右1ページを使ってドンと紹介、そのあと左ページを使って解説がされています。
Amazonレビューを見ると解説は不要という意見もありましたが、常々思考の端にある格言ならばイメージは沸きやすいものの、自分の世界になかった考え方についての格言は解説があるとイメージがしやすく考えるとっかかりになると思いました。
格言自体は特別目新しいものがあるわけではなかったものの、毎日こんなことを意識して過ごせたらいいな、と思うものばかりでした。
万年使える日めくりカレンダーにして欲しい!!
ユダヤ式Why思考法
- タルムードに伝わる小話から歴史に名を遺したユダヤ人との共通点を知りたい
タルムードの本として多くの人がおすすめに挙げているユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集の著者:石角完爾氏の著書。ユダヤ人はどのような思考法で優れた実績を残したのか、タルムードの教えを手掛かりに説いていく一冊となっている。
タルムードに興味を持った人であれば、「ユダヤ人は優れた思考法をもつ民族だ」という前提は納得がいく人が多いでしょう。
優秀な人を優秀だとわかりやすく伝えるためには、それ以外のもの―端的に言えば、劣っているものと比較するのがわかりやすい。本書も具体的な設例として優秀なユダヤ人とそうではない〇〇とで比較しわかりやすく表現されているが、その〇〇が「日本人」である。
日本人でありながらユダヤ教に改宗したからユダヤ人と名乗る筆者であることを踏まえると、日本的考え方に思うところがあってのことだろうと推測ができる。しかし日本人であることに誇りを持っている立場で本書を読むと、必要以上に貶められている気持ちがしていい気分ではなかった。
著者の視点に対する不快感は別として、タルムードの教え自体は数多く紹介されていて勉強になったのでおすすめ本にしました
タルムード本はAmazonKindleで読むのがおすすめ
タルムードの教えは偏った教えが一切なく、何事もバランスが大事だと説いています。中庸という考えが根深い日本人にはなじみやすく、それでいてより現実的・具体的な教えはとても勉強になりました。
タルムードに関する書籍は今回紹介した本を含めて絶版・あるいは書店在庫のない本も多いです。1週間以上かけて取り寄せて読めるならまだマシ。取り寄せることすらできない本というものもたくさんあります。
そんな書籍を読みたいと思った場合、読む方法は3つあります。
- 中古本を探す
- 図書館で借りる
- 電子書籍を購入する
中でもおすすめは3.電子書籍を購入するです。
理由は1.中古本を探すも2.図書館で借りるも時間がかかり、また必ずあるとは限らないからです。
その点3.電子書籍を購入するは、以下の点において非常に優れています。
電子書籍取扱業者の中でも、特にAmazonKindleは国内電子書籍販売数no.1を誇っており、タルムードに関する書籍も多く取り扱っています。
【無料】Kindle unlimitedで読めるおすすめタルムード本
1ヶ月980円で対象の書籍が読み放題になるKindle unlimitedでも、タルムードに関する書籍を多数読むことができます。
現在読み放題の対象となっているタルムード関係のおすすめ書籍はこちらの5冊です。
格言集もいいですが、物語をとおして学ぶとより深く心に残りますよ。こちらもKindle unlimitedの読み放題対象書籍です。
確かに気になる本がたくさんだし定額サービスはいいって聞くけど、実際に読むかわからないし…
そんな場合でも大丈夫!無料で30日間おためし利用ができます!
30日以内に解約すれば一切料金はかからずに、タルムードの教えをたくさんの本から学ぶことができます。
好機逃すべからず(せっかく手にしたよい機会は、取り逃がしてはならない。)
読みたいと思った今この時が好機ととらえ、ぜひタルムードの教えに触れてみてくださいね!
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